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ノンレム睡眠期のBGAトリガーによるヒト歯根膜・口唇-咀嚼筋反射

研究課題

研究課題/領域番号 12877336
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

藤田 幸弘  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (50192729)

研究分担者 相馬 邦道  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10014200)
割田 博之  東京医科歯科大学, 歯学部・附属病院, 講師 (30262207)
大坪 邦彦  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (20272601)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードノンレム睡眠 / ブラキシズム / 咬筋筋電図 / 側頭筋筋電図 / BGA / 上顎中切歯歯根膜の機械的刺激 / 口唇の電気刺激 / 歯根膜・口唇-咀嚼筋反射
研究概要

本研究は、ヒトの歯根膜、口唇からの感覚入力がノンレム睡眠期のブラキシズムの発現様相にどのような効果を及ぼすのかを調べることを目的としたものである。閉口筋の反射性活動が賦活化される可能性のあるノンレム睡眠期における抹消感覚入力の閉口筋筋活動への影響ということに着目し、睡眠時に生じる短時間の噛みしめ動作発現時の咬筋筋電図(Background Activity:BGA)波形をトリガーとして、まず上顎中切歯を機械的に刺激した際の咬筋、側頭筋活動を記録し、その解析を行った。次に、同様な条件下で、BGA波形をトリガーとして、下口唇を電気刺激した際の咬筋、側頭筋活動を記録し、解析を行った。
【結果】
1.上顎中切歯歯根膜を機械的に刺激した際には、同側咬筋に僅かな抑制効果が観察された。今回の研究では側頭筋には著明な抑制効果は認められなかった。
2.下口唇を電気刺激した際には、上顎中切歯歯根膜を機械的に刺激したときと同様、咬筋に抑制効果が観察された。一方、側頭筋には著明な抑制効果は認められなかった。
今後、咬筋、側頭筋BGAのレベルと歯根膜・口唇-咀嚼筋反射との関係を検討することで、ブラキシズムの抑制を行う上での有益な情報が得られるものと考えられた。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Eiji Fukuyama,Yukihiro Fujita,Kunimichi Soma: "Changes in jaw-jerk on different levels of jaw closure and teeth-clenching in humans"Journal of Oral Rehabilitation. 27. 967-977 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 藤田幸弘,相馬邦道: "顎関節症入門"医歯薬出版. (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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