研究課題/領域番号 |
12877342
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
吉江 弘正 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (20143787)
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研究分担者 |
久保田 健彦 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (50303136)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 早期発症型歯周炎 / 好中球 / RAP-PCR |
研究概要 |
本研究では、歯周疾患感受性に関連する遺伝子を検索するために病態の異なる歯周炎患者の好中球において特異的に誘導される遺伝子についてmRNA発現の違いを一枚のゲル上でfinger printするRNA arbitrarily primed PCR(RAP-PCR)法で検討した。 今年度は、まず典型的な早期発症型歯周炎(EOP/Aggressive-P)患者6名、成人性歯周炎(AP/Chronic-P)患者6名と健常人(H)8名を被験者として選定した。各々の末梢血液より好中球を分離し、合成ペプチドのfMLPによる刺激後RNAを抽出し、45種類のArbitrarily primersを用いてRAP-PCRを行った。その結果、H, APに比べEOPにおいて37バンドが強く、27バンドが弱く発現した。それらの遺伝子についてクローニング、シーケンシングを行い、ホモロジー検索にて遺伝子を特定した。これらの中で、再現性、発現量が比較的高く、好中球機能や炎症に関係すると思われる遺伝子を選択し、特異的PCR primerにて半定量的解析(RT-PCR)を行った。その結果EOPにおいて有意に強く発現する遺伝子としてHeat shock transcription factor 4b(transcription factor)が、Hと比較してEOPにおいて有意に低く発現する遺伝子としてKruppel-like zinc finger transcription factor 9(activator of TGF-β)とMuskelin(cellulcradhcsion)が特定され、EOP好中球においてはこれらの遺伝子が免疫系に作用してその機能に影響する可能性が示唆された(J Periodont Res, 2001)。
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