研究課題/領域番号 |
12877369
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医薬分子機能学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
大塚 雅巳 熊本大学, 薬学部, 教授 (40126008)
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研究分担者 |
山崎 哲郎 熊本大学, 薬学部, 助手 (60182474)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ノボビオシン / ノベナミン / GyrB |
研究概要 |
アポトーシスを含む生体反応に関わる細胞内シグナル伝達においては、蛋白質が複合体を形成する段階がキーステップになっている。TNF receptor suprefamilyに属する受容体蛋白質Fas、CD40などを介するアポトーシス制御のシグナル伝達は、それらの3量体形成が引き金となって起こる。このような蛋白質を特異的に会合させることができれば、細胞内シグナル伝達を誘導、抑制することが可能になると考えられる。 ノボビオシンの一部であるノベナミンやクママイシンをはじめとするクマリン誘導体はDNAジャイレースのBサブユニット(GyrB)と特異的に結合することが知られている。クマリン-GyrB相互作用を基盤とした蛋白質会合試薬を開発することを目的として本研究を行なった。 GyrBを認識する化合物としてノベナミンを採用することとし、比較的安価に入手可能なノボビオシンを選択的分解に処することによりノベナミンを得た。ノベナミンを2量化させるためのリンカーとして、ClCO-(CH2)4-COCl、ClCO-(CH2)5-COCl、ClCO-(CH2)6-COCl、ClCO-(C6H4)-COCl(メタ、パラ)を用い、これらとノベナミンを反応させることにより、ノベナミンの2量体5種類を合成した。 これらの化合物を用いることにより、GyrBと融合させた蛋白質を会合させ、細胞内でシグナルを発生させることが可能と期待される。
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