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科学技術分野のキャリア発達を支援するサポーター情報システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 12878025
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関神戸大学

研究代表者

城 仁士  神戸大学, 発達科学部, 教授 (40145214)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードキャリア発達 / サポーター情報システム / キャリアガイダンス / キャンパストライやる / 科学技術分野 / 進路形成 / 追跡調査 / 科学技術教育 / キャリアサポーター情報システム / オープンキャンパス / 進路選択 / 高校生 / 神戸大学 / 発達科学部
研究概要

我が国では、キャリア成熟への発達支援を目標にした本格的な教育実践は行われていない。特に科学技術分野へのキャリア志向が急激に衰えている。本研究では高校の早い時期からキャリア発達を支援する環境を提供し、科学技術の蔓白さを体験させながら生徒の科学技術リテラシーを高めることを意図し、次の2点を実施した。
1.キャリア発達を支援するサポーター情報システムの構築
兵庫高校同窓会、クラブOB、在校生保護者等に働きかけて、在校生のキャリアガイダンスを引き受けてくれるサポーター(ボランティア)を募集した。応募者には「サポーター情報システム」という形でキャリアガイダンスに必要な個人情報を電子情報として入力することをあらかじめ了承してもらった。平成14年2月現在の応募者数は52名である。現在さらに保護者に登録を働きかけている。このシステムの概要については平成13年8月に開催された日本産業技術教育学会第44回全国大会に発表した。
2.オープンキャンパスの実施
1)高校進路指導部と連携し、平成12年11月21日に1年生320人を対象に神戸大学4学部(発達科学部、国際文化学部、理学部、工学部)で3時限、4時限目を使ってオープンキャンパス「キャンパストライやる」を実施した。講義は高校生向けの特別な講義を用意するのではなく、普段行われている授業をそのまま受講させ、特に科学技術分野のキャリア発達を促進させこの分野の学習意欲を引き出すことを意図した。
2)講義受講前後に授業体験が自己の進路形成にどのような影響を与えるかをアンケート調査により分析した。その結果を、平成13年に開催された日本教育心理学会に発表した。
3)さらに、2年生に進学した時期に、「サポーター情報システム」や「キャンパストライやる」体験が自分自身の進路決定にどのような影響を与えたかを追跡調査し、その結果を報告書としてまとめた。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 城 仁士: "キャリア教育と産業教育を結びつける-教科をクロスする授業の実践-"秘書教育研究. 9・1. 30-38 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 城 仁士: "科学技術分野のキャリア発達を支援するサポーター情報システムの開発"日本産業技術教育学会第44回全国大会講演要旨集. 77 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 城 仁士: "キャリア発達を支援する「キャンパストライやる」の試み"日本教育心理学会第43回総会発表論文集. 542 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 城仁士: "キャリア教育と産業教育を結びつける"秘書教育研究. 9号. 30-38 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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