研究課題/領域番号 |
12878035
|
研究種目 |
萌芽的研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育
|
研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
得丸 定子 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (00293267)
|
研究分担者 |
鈴木 真由子 新潟大学, 教育人間科学部, 助教授 (60241197)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
|
キーワード | 日本的いのち教育 / Death Education / 生涯教育 / 学校教育 / 慣習・行事 / 生と死 / 生命尊重 / 宗教 / いのちの講座 / 生命軽視 / 畏敬の念 |
研究概要 |
初年度である平成12年度は、教材開発とカリキュラム検討のための資料収集、それらの検討、実践活動を行った。国内外のDeath Education用の教科書、ワークブックを収集可能な限り集め、その内容を検討し、諸外国と日本人の死に対する感性との関連性・相違生をさぐり、教材作成の基礎資料とした。さらに、生涯教育の一環として「いのち教育」を実施する必要性が考えられ、「新潟大・上越教育大いのちの教育を考える会」を設立した。12年度は、次世代を担う自分の子どもを育ててると考えられる20(8160)1630代の男女を対象に「いのちの講座」を長岡市において計8回開催した。 最終年度である平成13年度は、「日本的いのち教育」のための学校教育、特に家庭科教育を中心としたカリキュラムを作成し、その実践のために有用と考えられるCD-ROM教材2作品を開発した。教材は郷土理解を含む「昔ばなしからいのちを学ぼう(8160)16泉小太郎(8160)16」と悲嘆教育用の「悲しみってなあに?(8160)16悲しみをより理解するために(8160)16」の2作である。さらに、それらの教材を用い、小学校で授業を実践し教材の有効性を検討した。また、昨年度設立した会の活動として「いのち教育実践のための研修講座」を、上越教育大学を会場にして、7月23日(8160)1625日、8月25(8160)1627日の2回にわたって、異なる内容で開催した。講習会において、開発教材の紹介、その教材を用い、講座参加者を生徒に立てた模擬授業も行った。
|