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核移植を介さない新しい個体作出法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 12878161
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 実験動物学
研究機関近畿大学

研究代表者

加藤 容子  近畿大, 農学部, 講師 (40278742)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード初期化因子 / 核移植 / マウス
研究概要

本研究では,卵細胞質への核移植することなしに,体細胞核を初期化し,個体作出することを最終目的として実施する。
本年度は,培養細胞を多数融合させて,卵細胞質と同等の大きさの細胞を作出できるかどうかを検討した。すなわち,まず,予備実験として,扱いが易しい胚性幹細胞(ES細胞)を用い,細胞の融合条件を検討した。細胞融合には,(1)ポリエチレングリコール,(2)不活化センダイウイルスを用い,処理条件を種々検討した。その結果,不活化センダイウイルスを用いて,融合処理を行ったのち,卵細胞質を除去した空の透明帯の中にES細胞を注入すると,卵細胞質と同じ程度の大きさのES細胞塊を作出できることが明らかとなった。しかしながら,作出した細胞塊は多核であることから,13年度は,核を除去する方法の開発,ならびに,より効率よく細胞を融合させる方法を開発する必要があると考えられた。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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