研究課題/領域番号 |
12891005
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
清水 一彦 筑波大学, 教育学系, 教授 (20167448)
|
研究分担者 |
藤田 晃之 筑波大学, 教育学系, 講師 (50261219)
加藤 毅 筑波大学, 社会工学系, 講師 (10233800)
山本 眞一 筑波大学, 教育学系, 教授 (10220469)
山田 礼子 同志社大学, 文学部, 助教授 (90288986)
|
研究期間 (年度) |
2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2000年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
|
キーワード | 高等教育 / 評価 / 単位認定 / 経験学習 |
研究概要 |
本研究は、学習評価ニーズの調査および外国の事例分析を通じて、わが国の高等教育における経験学習の評価法プログラムの開発のための企画準備を行うことを目的とした。本研究によって得られた知見は、およそ次のようにまとめられる。 1.これまでの各種調査結果および実地調査から、社会人の高等教育機関における学習ニーズは年々高まってきており、しかも高度化しておりとくに大学院の需要度がかなり高いことが明らかになった。 2.生涯学習の観点からのマルティメディア利用は実際には多くはないが、学習のニーズは少なくなく、むしろ早めに学習評価方式とともにそうした生涯学習支援システムを構築する必要がある。 3.アメリカの学習成果の社会的評価に関しては、(1)単位認定としてのcreditとnoncreditの区別の境界領域が拡大・変化していること、(2)生涯学習評価におけるcreditとunitとの差異が明確化されていること、(3)学習内容・プログラムの基準化および公開性原則が確立されていること、がそれぞれ明確となった。 4.経験学習の評価法プログラムの開発においては、(1)方法上は、credit、noncredit、unit、hourを軸に、(2)内容上はacademic、non-academic、experimentを軸に、(3)評価互換・転換においては、class、diatance、independentを軸に、それぞれ立体的に組み合わせて、調査項目を確定する必要があることを指摘した。
|