研究課題/領域番号 |
12894022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
系統・分類
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
馬渡 駿介 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50096913)
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研究分担者 |
鶴崎 展巨 鳥取大学, 教育地域科学部, 助教授 (00183872)
大塚 攻 広島大学, 生物生産学部, 助教授 (00176934)
天野 洋 千葉大学, 園芸学部, 教授 (00143264)
横畑 泰志 富士大学, 教育学部, 助教授 (60222387)
鈴木 三男 東北大学, 理学部, 教授 (80111483)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2000年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 分類センター / ニュースレター / 日本動物分類学関連学会連合 / 分類学イニシアティブ / 生物多様性保全 / 植物分類学関連学会 / 国立環境研究所 / 命名規約 |
研究概要 |
この研究計画で当初計画したことは、2000年1月に創設された「動物分類学関連学会連合(以下「分類連合」)」参加学会の(1)年次大会の共同同時開催、(2)ニュースレターの共同発行、そして分類学振興目的の(3)シンポジウムの開催の作成、そして、そのような業務を実行し、対外的には分類学振興活動を行うための組織(4)「分類センター」の設立であった。まず、年次大会の共同開催は残念ながら実現しなかった。分類連合のニュースレターは、4月25日に発行にこぎつけ、希望者にE-mailで約500、郵便で約300配布した。11月24日(金)には、北大の総長裁量経費の補助をも受けた「分類学研究センターを創る」と題するシンポジウムを開催した。合計8名の講演者は、分類学の重要性、とくに今この時代に分類学が必要とされており「分類センター」の設立は学界および一般社会から待ち望まれている、との点で意見が一致した。2001年1月13、14日には、国立科学博物館、国立環境研究所・地球環境研究センター、分類連合他3組織の共催により、Joint Forum: Taxonomy Initiatives for Biodiversity Conservation in an IT Era(IT時代における生物多様性保全と分類学イニシアティブ)を国立科学博物館分館で開催した。分類学関係者以外の参加も多く、分類学に対する一般社会の期待の大きさを感じた。なお、分類連合は国際動物命名規約第4版の日本語版を出版し、2001年2月末までに初版1500部をほぼ売り切った。これは当初の研究計画以外の大きな事業であった。今後は「分類センター」の実現と分類連合への植物分類学関連学会の加盟が望まれる。
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