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次世代・紫外レーザー光源

研究課題

研究課題/領域番号 12895001
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 応用光学・量子光工学
研究機関大阪大学

研究代表者

佐々木 孝友  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50029237)

研究分担者 猿倉 信彦  分子科学研究所, 分子制御レーザー開発研究センター, 助教授
平等 拓範  分子科学研究所, 分子制御レーザー開発研究センター, 助教授
福田 承生  東北大学, 金属材料研究所, 教授 (30199236)
島村 清史  東北大学, 金属材料研究所, 助手 (90271965)
森 勇介  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90252618)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
キーワード紫外固体レーザー / 紫外半導体レーザー / 紫外レーザー光源 / 波長変換 / 非線形光学効果
研究概要

本企画調査研究は、次世代の紫外光源の開発とその紫外光を用いた新しい産業応用研究について現状および動向を調査、把握し、今後の新展開のための指針を得ることを目的としている。特に、波長変換を用いた新紫外固体レーザー、紫外半導体レーザーなどの紫外レーザー光源に関する指針を得ることを目的とし活動を行った。
これまでに、平成12年4月に大阪で、平成12年5月にリヨンで、平成12年9月にポルトガル、フランス、マレーシアで、平成13年1月に米国で調査研究を開催し、技術情報の収集に努めた。また、それ以外でも、国内外のメンバー間で電子メールを使用するなど情報交換を行うことで、活発な検討を行った。この間の活動により次の成果が得られた。
(1)固体レーザーと波長変換を組み合わせた紫外光発生では、ヨーロッパ、アジア、米国で注目されており、BiBO_6という新しい波長変換結晶が見いだされていたり、日本で開発されたGdYCOBやCLBOが実用性と言う意味で高い評価を受けていることが分かった。
(2)紫外半導体レーザーでは、GaN及びZnOの研究が盛んであった、やはり、結晶性の向上、及び伝導性の制御が課題であるとの認識であった。
今回の調査では、伝統的にヨーロッパは材料の基礎物性評価、日本は結晶成長、米国はレーザー装置と得意分野があることが明らかとなった。今後、ヨーロッパ、米国、そして日本で材料開発に関するネットワークを構築し、2年後にはワークショップを米国で開催することが計画されるなど、国際間の連携を密にすることが提案された。
以上、得られた企画調査の成果は、次世代の紫外レーザー光源の開発動向を見極める上で貢献すると考えられる。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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