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脳画像技術の海洋調査船における利用に関する調査

研究課題

研究課題/領域番号 12895028
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 船舶工学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

細田 龍介  大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30081392)

研究分担者 有馬 正和  大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 助手 (70264801)
篠田 岳思  九州大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (80235548)
福地 信義  九州大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80039677)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード乗り物酔い / ヒューマンエラー / ヒューマンファクター / 脳機能 / MRI / PET / みらい
研究概要

乗物酔いの発症やヒューマンエラーの発生のメカニズムを解明するためには、脳神経細胞で生起している種々の現象をリアルタイムで知る必要がある。現状では脳波計測を実施し、種々の刺激、ストレスに対する誘発電位の測定を行って、安静時に比べて変化することは確認できるが、具体的な信号発生部位の特定は困難である。一方、本研究において調査の対象としたMRI(Magnetic Rezonanse Imaging)およびPET(Positron Emission Tomography)はComputing Tomographyと言われる技術であり、信号の処理をコンピュータで行う一種の画像処理技術と言うことができる。
本調査では、MRI/PETの機能、性能に関する調査は行わないで、船舶という移動体上での設置、使用条件、船舶に搭載したときの利活用範囲に関する調査を主として行った。このために、陸上における設置条件を製造業者より情報提供を受け、海洋科学技術センター所属の海洋調査船「みらい」を想定して搭載の可能性を調査した。陸上における設置条件に比べると加速度レベルは極めて高いが、磁気遮蔽に関しては陸上よりも完全に行えるとのことであった。
一方、船上におけるMRI/PETの利用に関しては医療関係では実施の例はないこと、その必要もないであろうことが米国NIHのFrank博士によって示された。同じく、米国Johns Hopkins大学Applied Physics Labolatoryでは兵士や、宇宙飛行士の適性検査に使える可能性があると述べていた。(Green Ville事件の数ヶ月前であった)

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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