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消化管機能をコントロールする新たな細胞群

研究課題

研究課題/領域番号 12896008
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 基礎獣医学・基礎畜産学
研究機関東京大学

研究代表者

尾崎 博  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (30134505)

研究分担者 伊藤 勝昭  宮崎大学, 農学部, 教授 (70136795)
伊藤 茂男  北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授 (40109509)
岩永 敏彦  北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授 (10160128)
廣田 誠一  大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (50218856)
鳥橋 茂子  名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (90112961)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
キーワード消化管 / カハールの介在細胞 / 上皮間リンパ球 / 平滑筋 / 免疫系
研究概要

企画調査研究班は、病理学、解剖学、免疫学、分子生物学、生理学、薬理学と多分野からなる消化管機能に対する総合調査研究であった。幅広い視野から、今後の研究の展開を予想し、将来我が国において有意義な消化管研究を特定領域研究として成立させるべく検討された。企画調査を通じて、今後の我が国における消化管研究の理念が討議され、「未解明の特殊細胞群の機能の徹底解明」を主眼とする研究チームを構成し、消化管研究を推進する戦略が練られた。その結果、以下の様な基本的考え方が必要であるとの結論に達した。
今後推進すべき特定領域研究では、ただ漫然と消化管研究を推進するというのではなく、研究項目を未解明の特殊細胞群の機能の徹底解明に主眼を置くべきである。しかし、消化管が複雑系であることを考慮すると、個々の研究者のみが単独で研究しても解決が難しいものが多く、特定領域として計画的・組織的に取り組む必要性がある。
1)共同研究
研究領域の構成メンバーは、解剖学、病理学、生理学、薬理学、免疫学と多様すべきである。特定領域の形成が不可欠であることの一つに、共同研究があるが、消化管が複合系であることを考慮した場合、細胞間の連絡の理解は必須であり、特定領域研究として推進することのメッリトは極めて大きい。
2)国内外で競争にたえる研究
カハールの介在細胞、また上皮間リンパ球の研究に関して、本研究班の班員が世界をリードしてきた。その他の分野に関しても、これまでに顕著な業績のある研究者研究班員として配置し、万全を期すべきである。
3)若手研究者の重視
本特定領域研究の企画で最も重視すべきは、若手研究者への配慮である。特定研究の様な大型プロジェクトの多くは、ともすると名の通った研究者名の羅列に終わることの多いなか、実際に研究に携わっている若手の研究者を中心に研究班を構成すべきである。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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