研究課題/領域番号 |
12F02043
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中尾 彰宏 東京大学, 大学院情報学環, 教授
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研究分担者 |
HYUNYONG Lee 東京大学, 大学院情報学環, 外国人特別研究員
HYUNYONG Lee 東京大学, 大学院・情報学環, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2012年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | P2Pネットワーク / NDN / コンテンツ配信 / トラフィック制御 |
研究概要 |
今年度は前年度まで遂行してきたP2Pネットワークの効率的な制御やICNにおけるユーザ支援コンテンツ配信等のアイデアを、近年研究が盛んであるNDN (Named Data Networking)において適用可能性についての研究を遂行した。NDNでは、ユーザーやネットワーク記憶装置といったエンティティがコンテンツソースとなりうるため、従来のP2Pネットワークのコンテンツ配信が自然に実現可能できると考えられる。従ってNDNにおいて効果的なP2Pコンテンツ配信を実現することを考える。本研究では、とりわけ以下に重点を置いて、NDNにおける効果的なP2Pスタイルのコンテンツ配信の実現へのアプローチを試みた。 (1)ユーザー支援型のコンテンツ配信の実現可能性 NDNにユーザーの積極的な参加という概念を取り入れることで、キャッシュ使用頻度やダウンロード完了時間の面で通常のNDNに比較して性能改善が確認された。 (2)ユーザー支援型のコンテンツ配信機能のパフォーマンス解析 NDNにおいてどのような要因がコンテンツ配信機能に影響するかを研究した。とりわけコンテンツのリクエストやアップロード手法、マルチキャストの効率におけるリクエスト頻度やアップロードのスロット、キャッシュ使用頻度、コンテンツダウンロードの性能を検証した。 (3)ユーザーインセンティブメカニズム ユーザー支援型のコンテンツ配信の効果的な実現の一つの手段としてNDNには装備されていないユーザーインセンティブメカニズムを評価した。とりわけ、大部分のインセンティブメカニズムに共通する二つの要素、すなわち、直接的・間接的互恵性のある配置とユーザーの情報集約性の実現可能性を検証した。 (4)コンテンツ配信機能改善のためのユーザー駆動型のアプローチ 従来のNDNでは、主要な機能は、アーキテクチャ上、各ネットワークノードによって実現されているが、トラフィック・ローカライゼーション、マルチキャスト効率、ネットワーク内キャッシュ使用頻度など、ユーザが実装する機能を用いて更にコンテンツ配信機能を向上させる検証を行った。
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今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
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