研究課題/領域番号 |
12F02360
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
藤田 修 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10183930)
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研究分担者 |
HU Longhua 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
HU Longhua 北海道大学, 大学院工学研究院, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2014年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2012年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 固体燃焼 / 燃え広がり / 消炎 / 重力 / 火災安全性 / 拡散火炎 / 電線 / 着火 / 微小重力場 / 燃え拡がり / 消炎限界 / すす / 輻射 / 落下塔 |
研究実績の概要 |
本研究においては、研究計画に沿って、以下の2項目について実施した。 1. 固体材料表面を燃え広がる火炎の燃え広がり速度におよぼす試料傾きの影響 実験用試料として、ポリエチレン被覆の電線を選定し、この燃え広がり速度に及ぼす角度の影響(水平からの傾きの角度:-90度~+90度)を調べた。電線の心線材質としては通常の銅の他にニクロム心線を用いた。また、実験変数として雰囲気圧力を変化させた。この結果、電線上火炎燃え広がり速度は、銅心線の場合角度が0度(水平)の場合が最も燃え広がり速度が小さくなり、角度が正、負のいずれに傾いても(すなわち、自然対流が同軸流、対向流のいずれも場合でも)燃え広がり速度は増大することがわかった。一方、心線がニクロムとなった場合は、試料の傾きが正の角度(対向流)が負の角度(同軸流)へ変化すると燃え広がり速度は単調減少することがわかった。これらのことが生じる要因を、新たに構築した熱循環モデルに基づき検討し、実験結果を良く再現できることを明らかにした。これらの結果は、Proc.Combustion Instituteにて公表されている。 2.燃え広がり火炎の消炎限界に対する試料傾きの影響 上記の実験に引き続いて、電線上燃え広がり火炎の消炎限界酸素濃度(LOC)に対する試料傾きの影響を調べた。この結果静止雰囲気においては、LOCは、試料が水平の時最も大きな値を示しそれよりいずれの方向に傾いても低下するという興味深い結果が得られた。さらに、周囲に流動を与えた場合は、試料周囲に生じる自然対流の電線に沿う速度成分と対向周囲流速がちょうど釣り合うような条件の時に、LOCが極大になることを実験的に初めて示した。この結果は、Asian Microgravity SymposiumのKey Note Speechとして発表している。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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