研究課題/領域番号 |
12F02399
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
園元 謙二 九州大学, 大学院農学研究院, 教授
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研究分担者 |
MAHIN A.a. 九州大学, 大学院農学研究院, 外国人特別研究員
MAHIN A.A. 九州大学, 大学院・農学研究院, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2013年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2012年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 抗菌ペプチド / ランチビオティック / nukacin ISK-1 / 作用機作 / 殺菌作用 / 静菌作用 / lipid II複合体 / lipid II / 膜電位の崩壊 / ATP漏出 |
研究概要 |
1. 菌株特異的作用機作の解明 昨年度の研究成果から、ランチビオティックnukacin ISK-1は菌株により作用機作(静菌あるいは殺菌的)が異なるというこれまでの概念を超えた結果を得た。今年度は、殺菌作用をさらに詳細に解析した。 nukacin ISK-1が検定菌からのATP漏出や検定菌の細胞膜を用いて調製したリポソームからの低分子蛍光物質の漏出を引き起こさなかったが、カリウムイオンのような低分子の溶出が確認され、nukacin ISK-1が小さなサイズの孔あるいはカリウムイオンに特異的な孔を形成することが示された。 2. Nukacin ISK-1-lipid II複合体の構造解析 我々は他のランチビオティックであるmersacidin、lacticin3147のLtn A1、plantaricin Cに見られるようなlipid IIに結合する保存モチーフ(TxS/TxD/EC)をnukacin ISK-1のリングA領域にも見出した。また、これまでに等温滴定型熱量計を用いてnukacin ISK-1と標的分子である細胞壁前駆体lipid IIとの結合を認めた。しかし、lipid IIとnukacin ISK-1のどの部分が結合に関与するのか、nukacin ISK-1のどの領域が関与するのか、結合することで構造変化がみられるのか、など分子情報は不明であったので、核磁気共鳴(NMR)を用いてnukacin ISK-1-lipid II複合体の構造を分子レベルで解析することを試みた。大腸菌でのランチビオティック生産系を用いて、^15N,^13Cラベル化nukacin ISK-1を調製した。また、lipid IIの水溶性アナログを合成して、nukacin ISK-1との相互作用や複合体の高次構造を解析している。
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今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
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