研究課題/領域番号 |
12F02413
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
杉田 昭栄 宇都宮大学, 農学部, 教授
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研究分担者 |
BEZAWORK Afework BOGALE 宇都宮大学, 農学部, 外国人特別研究員
BEZAWORK Afework Bogale 宇都宮大学, 農学部, 外国人特別研究員
BEZAWORK AfeworkBogale 宇都宮大学, 農学部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2014
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2014年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2012年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
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キーワード | カラス / 記憶 / 色識別 / 侵害刺激 / 農業被害防止 / 行動 / 学習 / 農業被害対策 / 電気刺激 / 図形 / 色彩感覚 |
研究実績の概要 |
目的 : ①カラスの忌避行動誘発に様々な視覚的色、図形を用いるために、カラスがどのような形や色彩、図形において学習能率が早いかを明らかにする。また、②色と侵害刺激を組み合わせ、侵害刺激(電気)を経験したカラスが刺激を発した色を記憶し、その色だけで忌避を誘導できるかを検討する。 実験1. 色の識別実験 色の異なる蓋の器を提示し、或る色の方に餌があることを学習させる。この場合、一度覚えたら、餌の入っている方を入れ替える。このことにより、カラスの色による識別能力が高いことを裏付けることができる。方法と結果 : 実験は1セッションを10試行とした。ハシブトガラス3羽(体重700~800グラム : 雌雄不問)を用いた。結果 : カラスNo2がやや学習に時間(セッション)をようしたが、3羽とも識別できた。餌の色を逆にした場合、カラスNo2が識別できなかったが、他の2羽は識別を行うことができた。 実験2. 色と刺激を組み合わせ、特定の色を回避するかの実験 本実験は、ある色の止まりバーに侵害刺激(本実験では電気刺激)をしかけて、一度痛みを感じた場合、その色の止まり木を避ける(忌避する)かいなかを検証する。すなわち、本研究課題の最終段階の実験である。 方法と結果 : 黄色、黒色、緑色、赤色の止まり木を用意した。本実験には2羽のカラスを使用した。まずは、これらの止まり木には電流を流さず、カラスに馴染ませた。また、カラスがどれにも止まるように、それぞれの止まり木に餌を置いた。なお、行動の観察期間は1時間とした。 カラスが、それぞれの止まり木に慣れたことを確認し、黄色と黒色、赤色と緑色の組み合わせで通電した。カラスは、電気を流し止まり木において感電すると、その止まり木の色を避けるようになった。 その結果、カラスは電気刺激を設置した止まり木は、一度経験すると、それを避けるが、さらに電気刺激を設置しなくても色が同じであれば避けることが分かった。このことより、カラスの学習や記憶さらには色覚を使った忌避行動誘発は十分可能と考える。
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現在までの達成度 (段落) |
本研究課題は平成26年度が最終年度のため記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
本研究課題は平成26年度が最終年度のため記入しない。
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