研究課題/領域番号 |
12J00121
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 独立行政法人国立健康・栄養研究所 (2013) 島根大学 (2012) |
研究代表者 |
鎌田 真光 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 特別研究員(PD)
|
研究期間 (年度) |
2012 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2013年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2012年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | 身体活動 / 公衆衛生 / ポピュレーション戦略 / 群無作為化比較試験 / 運動器疾患 / 行動科学 / ヘルスプロモーション / 地域介入 |
研究概要 |
1. 本研究は、クラスター・ランダム化試験デザインの地域介入研究であり、コミュニティ・ワイド・キャンペーンが、地域在住の中高年者の身体活動量増加につながるのか検証を行った。 2. 今年度は、これまでの調査データを統合し、計4,559人、3時点分のデータ・ベースを整備した上で、医学統計専門家との協議を重ね、地域介入研究の分析を進めた。研究実施地の自治体では、4年後追跡評価(平成26年10月予定)に向けて介入が継続されており、5月と10月に現地で戦略会議を行ったほか、定期的なインターネット会議を実施した。また、会議と合わせて住民組織の活動にも参加し、協力体制の強化と活動支援を行った。研究を全国的に展開させるため、本研究の対象地域以外での地域介入の支援も行い、現地視察や研究会議に参加した。 3. 本研究の成果として、地域介入の短期的効果(1年後評価)を検証した論文がInternational Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activityに掲載された。また、本研究を通して集積されたポピュレーション戦略に関する知見は総説論文としてまとめられ、体育学研究と運動疫学研究、老年社会科学に掲載された。 4. 平成25年12月からは、研究を発展させるために海外渡航し、米国ハーバード大学医学大学院にて研究を行った。受入研究者であるI-Min Lee教授のもと、これまでの研究成果を論文化するとともに、今後の研究の方向性について議論を進めた。海外渡航後、ベースラインのデータを用いて既に1本身体活動に関する論文を執筆し、投稿を済ませた。 5. 本研究により、身体活動促進のポピュレーション戦略に関する地域介入研究のデザイン・介入内容・効果検証の方法論が整理され、短期的効果に関するエビデンスが明らかになった。
|
今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
|