研究課題/領域番号 |
12J00410
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
リ ヒューキ (2013) 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 特別研究員(DC2)
リ ヒュ-キ (2012) 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 高機能自閉症 / バイリンガル / 実行機能 / コミュニケーション / 社会性 / コミュニケーション能力 |
研究概要 |
本研究では多言語環境における養育がASD児に及ぼす影響について主に以下の二つの方法を用いて検証する。 1) 実行機能の発達に及ぼす、言語環境と自閉症の交互用の実証研究 研究協力者に4つの実行機能課題と言語と知能発達の調査をしてもらい、協力者の親に、コミュニケーション能力と社会性に関わる質問紙に回答してもらう。これらの結果について、ASD/定型発達、バイリンガル(日英)/モノリンガル(日)により分類された4群を比較する。今年度はそのための追加データ収集とデータ整理と分析を行った。2013年8月にアメリカのシカゴに去年訪問した日本人学校に日英バイリンガル定型発達児のデータ収集を実施した。Facebookに日本にある日英バイリンガール自閉症児の親の会と連絡取れ研究協力を得ることができ、国内で日英バイリンガールASD児の家族に訪問し、データ収集を実施した。本研究プロジェクト通して、アメリカのL.A.にある日本人自閉症児の団体に連絡取れ、研究協力を得ることができ、2014年2月にL.A.にその団体の親の会を訪問しインタビューを行った。その上、そこにいる日英バイリンガルASD児のデータ収集できた。本研究にとって、非常に有意義な訪問でした。今年度は今までのデータを整理と分析し、国内と海外にも研究報告の機会がありまして、他の研究者から意見や指導をもらい、今後の分析のため非常に参考になった。 2) 日中英トライリンガルASD児における会話観察 日中英の多言語環境に育つASD児のケースを対象とし、多言語環境に育つASD児と家族の会話分析の研究を行う。協力者は日本在中、日中英トライリンガルASD児と家族であり、協力者は年に一度言語発達調査をしてもらい、60分間の家族自然会話のビデオを撮らせてもらう。去年追加の家族の自然会話のビデオデータを加え、対象児の言語発達の特徴を分析し、2013年6月に国内の学会で、ポスター発表をさせてもらった。2013年12月に新たのデータを追加するため、協力者の家族自然会話のビデオデータ収集し、日中英ASD児の言語発達調査を行った。お母さんの言語使用の特徴の分析を加え、日本コミュニケーション障害学会の雑誌「コミュニケーション障害学」の投稿の着手し受理され、2014年の8月に出版される予定。親子間コミュニケーションの特徴を着目し、以前のデータと追加データを比較し、2014年6月にスウェーデンに開催される国際学会で発表する予定。
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今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
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