研究課題/領域番号 |
12J01957
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
動物生理・行動
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
河合 喬文 大阪大学, 医学系研究科, 特別研究員(PD)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,960千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2012年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 電位センサー / VSP / VSOP / VSOP2 / 神経 / ミクログリア / 精子 / 膜電位 / 電気生理 |
研究実績の概要 |
本研究では、膜電位が細胞内シグナル伝達系に及ぼす新規の機構を明らかにするため、膜電位感受性酵素VSP,及び膜電位センサーのみからなるという極めて特徴的な構造を持ったVSOP1, VSOP2に着目した研究を行っている。本年度はこれらの蛋白質に関して、以下のことを明らかにした。VSP(Voltage-Sensing Phosphatase)は、現所属研究室において初めて同定された電位依存性酵素であり、細胞の膜電位に応じてイノシトールリン脂質を脱リン酸化するというホスファターゼ活性を有する。前年度はVSPが精子機能に重要であることを示唆するデータが得られていたが、本年度はそのメカニズムを検証した。VSOP1(voltage sensor only protein1)は、現所属研究室において最初に同定された膜電位センサーのみからなる蛋白質であり、電位依存性プロトンチャネルとして機能することが分かっている。VSOP1は脳内においては、ミクログリアに特異的に発現することが分かっている。前年度の研究からミクログリアにおいてはVSOP1ノックアウトマウスの細胞外活性酸素の産生能が増大することが分かっていたが、本年度はその機構を調べた。VSOP2(voltage sensor only protein2)は、VSOP1に似た構造を持つものの、その機能の不明な蛋白質である。この蛋白質についても新たな知見を得た。
|
現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|