研究課題/領域番号 |
12J02079
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
植物分子生物・生理学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
郷 達明 神戸大学, 大学院理学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,630千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2012年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 側根形成 / オーキシン / 非対称分裂 / イメージング / 細胞分化 / LBD/ASL |
研究実績の概要 |
側根はすでに存在している根から分岐するように形成され,植物体の支持,水分や栄養分の効率的な吸収を行うための根系を構築する.シロイヌナズナの側根は,特定の内鞘細胞が非対称分裂することで形成を開始する.その後,規則的な細胞分裂によってドーム状の側根原基が作られ,分裂組織を構築して,元の根の外へと成長する.本研究課題では,側根形成の開始を制御する分子機構,および側根原基の形成機構を理解するために,以下の解析を行った. 側根形成開始を制御する転写因子LBD16の下流因子として,機能未知なタンパク質をコードするTOLS1と側根原基形状を制御するAP2/EREBPタイプの転写因子PUCHIの解析を行った.いずれもLBD16によって発現制御され,側根形成開始時に発現上昇した.TOLS1は細胞膜と細胞質・核に局在して側根形成を促進した.一方,PUCHIは側根形成を抑制したことから,LBD16は側根形成を促進するだけでなく,PUCHIを介して側根形成の頻度を制御することが示唆された. また,側根原基の発生過程を理解するために,共焦点レーザー顕微鏡をもちいたタイムラプスイメージングによって,側根原基発生における細胞分裂および細胞分化パターンの解析を行った.変異体をもちいた解析から,側根原基の特定の細胞層における並層分裂が転写因子SCARECROW(SCR)によって制御されることが示唆された.また,側根原基形成過程における細胞分裂の方向を3次元的に解析した.
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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