研究課題/領域番号 |
12J02414
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
野依 修 北海道大学, 大学院獣医学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | フィロウイルス / レセプター / 病原性 / 立体的遮蔽効果 / アポトーシス / Fas / nonmuscle myosin heavy chain IIA / integrin β1 / MHC class I |
研究概要 |
①フィロウイルスの細胞侵入機構の解明 当研究室が作出したモノクローナル抗体M224/1は、フィロウイルス感染を特異的に低下させる作用を有する。従ってM224/1はフィロウイルス特異的レセプターを認識している可能性があるため、標的蛋白質を同定することはフィロウイルス感染症の予防、制圧に向けた有用な知見となると考える。初年度の免疫沈降法によるアプローチを改め、昨年度は、Vero E6細胞のcDNAライブラリーを作成した。今後はM224/1の標的蛋白質をコードする遺伝子をスクリーニングする予定である。 ②フィロウイルスの病原性に及ぼす立体的遮蔽効果の影響解析 細胞間のシグナル伝達は宿主細胞が正常な感染防御を行う上で不可欠である。糖蛋白質(GP)の立体的遮蔽効果は宿主因子の機能を阻害し、フィロウイルス感染症における病態形成に関与している可能性が考えられる。そこで本研究ではFas分子を介するアポトーシスシグナルに対する立体的遮蔽効果の影響を解析した。その結果、Zaire種およびAngola株のGP発現細胞においてFas分子に対する立体的遮蔽効果が観察された。さらに、GP発現細胞においてアポトーシス誘導性の抗Fas抗体刺激によるアポトーシスシグナルが減弱することが分かった。また近年コウモリから検出されたEBOV様フィロウイルスであるLloviu virusのGP発現細胞においても同様にFas分子に対する立体的遮蔽効果が観察された。従って、GPによる立体的遮蔽効果はフィロウイルス感染細胞に広く共通する現象であると考えられた。
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今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
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