研究課題/領域番号 |
12J03147
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
下條 尚志 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2014年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | メコンデルタ / ベトナム / カンボジア / クメール・クロム / 統治 / 生存 / 戦争 / 社会主義 / ベトナム・メコンデルタ / 政治社会史 / 近代国家形成 / 民族 / 生活危機 / 社会史 / 歴史人類学 |
研究実績の概要 |
研究の目的:本研究は、ベトナム南部メコンデルタを生まれ故郷としながらも、商取引や家族、上座仏教のネットワークを通じて、カンボジアと深く関わってきた「クメール・クロム」と呼ばれる人々を主な対象とする。本研究の目的は、20世紀後半に新たに誕生したベトナム、カンボジアの両国民国家の激変する政治状況が、メコンデルタにおいてカンボジアと深く関わってきた地域社会の人々にいかなる変化を及ぼし、その変化に人々がいかに対処してきたのかを解明することである。また両国の独立前夜に勃発した民族間衝突やベトナムのカンボジア侵攻など、過去の出来事にかれらがいかなる影響を受け、現在それらの出来事をいかに解釈しているのかという問題についても検討する。 2014年5月、 日本ベトナム研究者会議にて、「ベトナム戦争時代における統治と生存をめぐる地域社会-政治権力間関係―メコンデルタ・ソクチャン省フータン社を事例に」を発表した。また、同年7月、 第59回ベトナムに関する勉強会にて、「メコンデルタの政治的重要性と統治の難しさ―ソクチャン省を事例に」を発表した。 2014年10月、学術雑誌『東南アジア 歴史と文化』(東南アジア学会)に、「書評 高田洋子著『メコンデルタの大土地所有―無主の土地から多民族社会へ フランス植民地主義の80年』」を投稿し、受理された(2015年に掲載予定)。 2015年2月、博士論文「統治と生存の社会史―ベトナム南部メコンデルタの戦争と社会主義」を京都大学に提出した。 2015年3月、アメリカ・ニューヨーク州イサカにあるコーネル大学の図書館に通い、フランス植民地政府期、南ベトナム政府期におけるメコンデルタのクメール・クロムに関する資料を収集・分析した。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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