研究課題/領域番号 |
12J03232
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
夏秋 嶺 東京大学, 大学院工学系研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 合成開口レーダー / 干渉画像 / 位置合せ / 立相特異点 / フィルタリング / 位置合わせ / 位相特異点 |
研究概要 |
干渉合成開口レーダー(InSAR)のより正確な干渉画像を作成する手法を考案し、地震や火山などに起因する地形変動をより正確に把握できるようにすることが、本研究の目的である。最終年度にあたる本年度は当初の計画に従い、電波暗室を利用した位相特異点(SP)発生機序の解明と、提案手法である参照干渉画像を補助とし振幅とSPを指標とした局所的な位置合わせ法(Multiresolution SFS-SPE C法)に関する改良と対外発表を行った。また、昨年度の研究成果についてIEEE IGARSS2013 Melbourneで発表を行ったほか現在論文の投稿を準備している。電波暗室を利用したSP発生機序の解明であるが、垂直方向で移動するz軸ステージを新規に作成し、これを用いて入射角の微細な変動により、散乱源がどのように変動して見えるかを測定した。その結果、主散乱源は従来考えられていたよりも頻繁に不連続に交代することがわかった。この結果についてIEEE IGARSS 2014 Quebecへ投稿した。上記の入射角の微細な変化だけでなく、地球の電離層遅延や観測時期のずれによる地表面の微細な変化といったものから生じる歪みがSPの原因と考えられる。そこで、複数分解能により作成された参照画像を補助としたSFS-SPEC法を考案した。この手法は従来通りの高い空間分解能を保ちながらより正確な(最悪二乗誤差で3dBの改善)位置合わせを可能としたため、この成果をAPSAR 2013にて発表し、同会議のStudent Paper Awardを受賞した。さらに、この手法は急峻な山岳地帯でも同様の改善が見られたため、第21回リモートセンシングフォーラムにて発表した。こちらも計測自動制御学会計測自動部門リモートセンシング部会の部会奨励賞を受賞した。また当初の研究計画には無かったものの、日本学術振興会二国間交流事業共同研究に参加し、インドにおいてヒマラヤの氷河の水量を推定するための調査研究を行った。研究成果は論文誌へ投稿準備中である。また、超広帯域超音波ソナーの到来角推定に関する共同研究で論文一本が受理された。
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今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
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