研究課題/領域番号 |
12J04534
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
内山 明子 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | イラン地域の理解 / イランにおける宗教制度の解明 / イラン / 女性 / 宗教実践 / 参詣 / 日常生活 |
研究実績の概要 |
平成26年度の研究計画のうち、主な活動は博士論文を完成させることであったが、結果的に全ての章を執筆することができなかった。しかし以下三点の活動に加え、2014年5月と2015年1月にはそれぞれ2週間程度の臨地調査をイラン・テヘランで行った。 一点目に、「イラン・イスラーム共和国書店案内――イラン・テヘラン編――」(『イスラーム世界研究』8、 京都大学イスラーム地域研究センター、 2015(3月発行予定))を執筆した。これは、これまでの臨地調査において資料収集を行ってきた際のデータをまとめ上げたものである。この書店案内の発行により、ペルシャ語を解する研究者・学生はもちろんのこと、ペルシャ語話者以外の研究者でもスムーズに資料を探すことが可能になった。 二点目は、ペルシャ語字幕の翻訳・制作である(「イスラームとジェンダー」研究会 2014年度第1回研究会:公開シンポジウム「革命後イランにおける映画と社会」、映画「聖木と井戸――イランの地方小都市調査から」(撮影・監督 鈴木均)インタビュー翻訳・字幕制作担当、早稲田大学、 2014年7月5日上映)。この映画は、鈴木氏がイランの各地方で行ったインタビュー10時間分の翻訳と字幕制作を全て行ったものである。人口が比較的少ない町や村落で聞き取り調査を行ったデータは希少であり、その成果を日本語で公表したことは評価できるだろう。 三点目に、京都造形芸術大学で講義を行ったことである(「地域学」講義、「女性をおおうベールとファッション―イランの事例から―」、京都造形芸術大学、2014年12月15日)。臨地調査で集めた写真データや動画を豊富に用い、臨場感あふれる講義を行った。授業後約60人程度の出席者に書いてもらった感想文から、イランや女性に関する単なる情報伝達に終わらず、地域研究の動態的な側面を感じてもらえる講義ができたことを実感した。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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