研究課題/領域番号 |
12J04765
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
比嘉 紘士 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 赤潮 / クロロフィルa / 有色溶存有機物(CDOM) / デトリタス / FLH / QAA / 貧酸素水塊 / 富栄養化 / クロロフィルa (Chl-a) / 光環境 / 東京湾 / リモートセンシング / 沿岸域 / 光吸収係数 / 浮遊懸濁物質 / 有色溶存有機態 |
研究実績の概要 |
本研究は,赤潮の発生,貧酸素水塊形成,青潮の発生といった環境問題が相次ぐ富栄養化した内湾を対象に人工衛星リモートセンシングを用いた環境モニタリングシステムを開発することを目的としている.特に,赤潮の空間的挙動を明らかにするため,クロロフィルa(Chl-a)と浮遊懸濁物質(SS)の推定モデルを開発することに焦点を当てた.これらの目的を達成するため 2010年6月~2013年9月まで月1度の頻度で現地観測を実施した.観測地点ではリモートセンシング反射率,植物プランクトン,有色溶存有機物(aCDOM),デトリタス(ad)の光吸収係数,Chl-a,SSを測定した.結果として,東京湾におけるChl-aとSSは,両者で良好な相関関係が認められ,主に有機物が支配的であることが分かった.また,東京湾のaCDOMは塩分と良好な関係があることが認められ,CDOMは概ね河川起源であることが分かった.次にChl-a推定モデルを開発するため,クロロフィル蛍光の増減を利用したFLHに対し,ポイント的な連続モニタリングにより得られた実測のChl-aを逐次同期することで概ね良好な精度でChl-aを空間的に推定することが可能になった.加えて,aCDOMを推定するため,青色域と近赤外域のバンドに基づいた推定モデルを提案し,湾内における河川起源の水塊の拡がりの推定が可能となった.さらにQAAを東京湾に適した形に改良することによりadを推定することが可能となった.次に開発した推定モデルによりChl-a,aCDOM,デトリタス,水温の空間分布を明らかにした上で実測の水質,気象データの時系列結果と併せて考察を行うことにより,夏季と冬季における赤潮分布の形成過程,赤潮の発生要因の解明を行った.その結果,赤潮分布の形成要因を考察し,発生し易い箇所を特定した.これは将来的に赤潮対策を行うための重要な知見になると考えられる.
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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