研究課題/領域番号 |
12J05895
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中林 拓馬 千葉大学, 工学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 拡張現実感 / 仮想現実感 / ヘッドマウントティスプレイ / 景観シミュレーション / 前後関係 / 汎用デジタルカメラ / RTK-GPS / 姿勢センサ / テンプレートマッチング |
研究概要 |
当初、本年度はサブテーマ1-4に関する取り組みを中心とすることを計画していたが、評価実験を繰り返した結果、特にサブテーマ5に関する取り組みが中心となった。 サブテーマ5は建築分野におけるARシステムの評価手法の整理が目的であるが、これを達成するためには幾度にも渡る評価実験が必要であると考えられる。そこで、本研究では、平成25年度の財団法人地域総合整備財団の「まちなか再生支援事業(大学連携型)」の一部として、都市景観シミュレーションを行うこととした。対象地区として、千葉県館山市長須賀を対象とした。 景観シミュレーション実験においては、全てをCGにより表現するVRと一部のみをCGにより表現するARとを比較したほうが、よりARの表現特性が明らかにしやすいと考え、VR・ARを利用した景観シミュレーションシステムをそれぞれ構築し、過去の景観復元実験を通して、アンケートやヒアリング調査を行った。 また、この他のサブテーマについても継続した取り組みを行った。サブテーマ2においては、光環境をCG表現に反映するため、容易に光源位置・光源色を設定できるインターフェイスの実装を行った。また、サブテーマ3においては、新たなカメラ位置推定技術の導入こそしなかったものの、センサの補正機能の改良・追加を行い、これまでよりも高精度な位置合わせを可能とした。サブテーマ4においては、システム全体の処理を行い、軽量なノートPCを利用したウェアラブルな実装を可能としたほか、高視野角なヘッドマウントディスプレイの利用にも取り組み、より自然なシミュレーションを可能とした。また、それぞれ視野角の異なるヘッドマウントディスプレイを比較し、それぞれにどういった特性があるかについても評価した。
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今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
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