研究課題/領域番号 |
12J07076
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
村上 義明 九州大学, 人文科学府, 特別研究員(DC1)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
|
キーワード | 和漢朗詠集 / 高井蘭山 / 和漢朗詠国字抄 / 山崎美成 / 注釈書 / 北村季吟 / 和漢朗詠集註 / 岡西惟中 / 注釈 / 和漢朗詠集諺解 / 和漢朗詠諺解 / 日本文学 / 注釈史 / 近世文学 / 和歌 / 漢詩 |
研究実績の概要 |
本年度の研究の主眼は、江戸時代における『和漢朗詠集』の受容についての研究の一環として、江戸後期の『和漢朗詠集』注釈書研究にあった。取り扱う資料は、高井蘭山『和漢朗詠国字抄』と、山崎美成著述『和漢朗詠集』注釈書である。 高井蘭山著述の『和漢朗詠国字抄』についての研究は、当該資料の詳細な分析により、先行の注釈書(とくに北村季吟『和漢朗詠集註』)によりながらも、雑書家にふさわしい編集が施された注釈書であることを指摘した。その成果は2014年9月27日に第38回古典研究会(会場:広島大学)にて口頭発表した。その際指摘された内容を踏まえて、現在論文化を行っている。平成27年度中に学術誌に投稿予定である。近世に刊行された『和漢朗詠集』注釈書における本書の位置づけと、高井蘭山における位置づけを、周辺の出版状況に照らして明らかにする。 山崎美成『和漢朗詠集』注釈書についての研究であるが、当初の研究計画では、高井蘭山『和漢朗詠国字抄』研究の後に、近世最末期に刊行された『和漢朗詠集』注釈書である山崎美成のものに取り掛かかる予定であったが、本注釈書を分析した結果、高井蘭山注釈書についての論文中に言及することが適当であると判断した。この研究成果をもととして、この後の山崎美成研究につなげていく予定である。 もう一点は、『和漢朗詠集』版本調査であった。この調査は、平成26年度末まで行い、この三年間で得られた成果の公表については、今後学会発表、論文化をいそぐ。
|
現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|