研究課題/領域番号 |
12J08511
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
田宮 大雅 慶應義塾大学, 医学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | ヘルパーT細胞 / サイトカイン / TGFーβ / 転写因子 / 可塑性 / アレルギー / TGF β / Smad / IRF4 / 分化 / TGF-β / Smad2/3 / Th9 / IL-9 / T細胞 |
研究実績の概要 |
今年度は主要テーマである”活性化されたエフェクターT細胞を抑制型のT細胞に転換(リプログラム)する”というテーマで研究に取り組んだ。これまでに免疫抑制性サイトカインTGFβはナイーブT細胞からFoxp3陽性抑制性T細胞を誘導することはすでに示されている。またIFNγやIL-2の抑制もナイーブT細胞において顕著に認められる。しかしすでに分化しているTh1などのT 細胞はTGFβに対して抵抗性を示し、TGFβを添加してもIFNγ、IL-2産生に変化は見られない。その要因として、TGFβシグナルのどこかの段階で抑制が働いていると考え、その受容体のmRNA発現量に注目したところ、エフェクターT細胞ではTGFβ receptorⅡの発現量がナイーブT細胞と比較して有意に低下していることを発見した。そこでTGFβによって活性化される転写因子Smad3やTGFβ receptorⅡをTh1にウィルスを用いて過剰発現させ、TGFβ存在下にて培養したが、Foxp3が発現してくることはなかった。さらにサイトカインのシグナルを負に制御するSOCS1/3やIL-2転写抑制に関わることが示唆されたヒストンメチル化酵素Suv39h1をTh1に過剰発現させたが、同様の結果であった。またヘルパーT細胞サブセットの一つであるTh17はFoxp3陰性であるがIL-6とTGFβの存在下で分化することに着目し、TGFβ単体の刺激によってTh17がFoxp3を発現するかを検討した。Th17条件にて1週間培養したTh17(earlyTh17)はTGFβ単体の刺激によりFoxp3を発現する細胞がみられたが、3週間以上培養したTh17(lateTh17)ではそれがみられなかった。Th1とTh2同様に完全分化したTh17ではTGF-βのみの刺激ではiTregに転換することは不可能であることが示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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