研究課題/領域番号 |
12J09321
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
ナノ構造科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
レ ヒュイン ティエン ドゥック (2014) 東京大学, 工学系研究科, 特別研究員(DC1)
レ ヒュインテイエンドゥック (2013) 東京大学, 大学院工学系研究科, 特別研究員(DC1)
レ ヒユインテイエンドウツク (2012) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | エラスチン / ブロックポリペプチド / 自己集合 / ナノファイバー / 人工細胞外マトリックス / 足場材料 / 細胞外マトリックス / 階層構造 |
研究実績の概要 |
エラスチンは血管、靭帯、皮膚などに多く含まれる細胞外マトリックスタンパク質であり、組織の弾力性保持に重要な役割を果たしている。エラスチン分子の特徴的な繰り返しアミノ酸配列を模したポリペプチドはエラスチン由来ポリペプチド (ELP) と呼ばれ、自己集合性と優れた力学特性を持つため、生体材料として有用である。本研究では、天然エラスチン組織に見られるファイバー状組織体を形成しうる新規なELPの開発と、それを利用した生体模倣人工細胞外マトリックス (artificial Extracellular Matrix, aECM)の作製を目的とした。 昨年度までに、天然エラスチン分子の二種類の疎水性ドメインの偏った分布を模倣したブロックELPを新たに開発し、これが水中で温度刺激、あるいは、有機溶媒の添加によって自己集合して数珠状構造を有するナノファイバーを形成することを報告した。 本年度は、得られたファイバーを利用してaECMの構築を進めた。ブロックELPの温度応答性に起因してファイバーが低温で分解する問題点を解決するために、架橋可能な配列を付加した新規なブロックELPを作製した。架橋剤を用いて反応を行うことにより、ファイバーの分解が抑制され、広い温度範囲で利用可能なナノファイバーが調製できた。さらに、ヒト真皮のECM構造に倣ったaECMを、ゼラチンとELPナノファイバーの混合分散液を電界紡糸することにより作製した。作製したaECMの引張試験の結果から、ELPナノファイバーの添加がaECMの弾性率を低下させることがわかった。ELPナノファイバーがaECMの力学特性を制御しうる有用な構成要素であることが示された。また、作製したaECMは細胞毒性を示さないことを確認した。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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