研究課題/領域番号 |
12J10915
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
大塚 行誠 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,630千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2012年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 記述言語学 / チン語支 / ミャンマー / チベット・ビルマ語派 / 言語学 / アショー・チン語 / 文法記述 / クキ・チン語支 |
研究実績の概要 |
平成26年度は,5月,および8月から9月にかけてミャンマー連邦ヤンゴン市インセイン地区でフィールドワークを行い,アショー・チン語(チベット・ビルマ語派クキ・チン語支南部チン語群)の文法事項に関する聞き取り調査を行ったほか,様々な物語や文例のデータも収集できた。昨年度に引き続き,ヤンゴン市内にあるアショー・チン語話者のキリスト教団体 Asho Chin Baptist Conference およびアショー・チン言語文化委員会から全面的な協力を受けての言語調査であったが,今回は研究結果の話者コミュニティー還元にあたり,現代のアショー・チン語における言語使用状況や,アショー・チン語の学校教育への導入計画,各種方言をはじめとした社会言語学的な情報や,アショー・チン語話者を取り巻く文化および政治に関する背景事情についても教わった。 一方,日本国内では昨年度に引き続きアショー・チン語初等読本の翻訳作業を進めたほか,フィールド先で収集した言語データの整理・分析を行いながら,東京大学言語学論集や九州大学言語学論集に論文を投稿した。また,現地研究者および日本国内の言語研究者からの助言を受け,日本言語学会第148回大会では『アショー・チン語における人称標示と inverse marker ma-』と題してアショー・チン語における逆行に関する口頭発表も行っている。 現在は,これまでに得られた言語データをもとに,アショー・チン語の参照文法と語彙集を執筆しているほか,アショー・チン語による物語など,各種言語データをアーカイブスに登録するための準備も進めている。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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