研究課題/領域番号 |
13016204
|
研究種目 |
特定領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
辻 浩一郎 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (50179991)
|
研究期間 (年度) |
2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2001年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
|
キーワード | サル胚性幹細胞 / AGM領域 / ストローマ細胞 / NOD / SCIDマウス |
研究概要 |
1)サル胚性幹細胞の維持と性状の検討 米国から購入したアカゲザル胚性幹細胞は、マウス胎仔線維芽細胞との共培養により比較的容易に維持され、およそ1週間毎に継代された。維持されたアカゲザル胚性幹細胞は、アルカリフォスファターゼ陽性で、SSEA1、SSEA4いずれも陽性であった。また、アカゲザル胚性幹細胞1.2x10^5個をNOD/SCIDマウスに静注したところ、肺に奇形腫が形成された。 2)サル胚性幹細胞からの分化誘導 胎生10.5日のマウスAGM(aorta-gonad-mesonephros)領域より初代ストローマ細胞を培養し、このストローマ細胞上でアカゲザル胚性幹細胞を共培養した。培養後2週間には、培養中に小型円形細胞が出現し、それらの細胞の一部はストローマ細胞下で増殖し、コブルストーンエリアを形成した。フローサイトメトリーによる解析の結果、ヒトCD34陽性細胞が認められた。
|