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航海案内書の世界像

研究課題

研究課題/領域番号 13018240
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関関西大学

研究代表者

新谷 英治  関西大学, 文学部, 教授 (20187561)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード世界像 / 航海案内書 / 空間認識 / 地中海 / オスマン朝 / キターブ・バフリエ / 15.16世紀 / イスラーム世界 / 『キターブ・バフリエ』 / 15,16世紀
研究概要

本研究は、いわゆる「大航海時代」にも重なる重要な時代である15,16世紀の時期に西アジア・イスラーム世界で作成された航海案内書に表現された世界像を探り、あわせてヨーロッパや東アジアなど他地域に見られる世界像と比較検討することによって当時の世界像の再構築を試みることを目的にしている。具体的には、16世紀初頭にオスマン朝(1299-1922年)で編纂された地中海航海案内書『キターブ・バフリエ』Kitab-i Bahriyaを中心的な分析対象とした。この書物は地中海における航海情報を詳細に述べるものであるが、あわせて、当時オスマン朝において知られていた、中国・東南アジアから大西洋に至る全海域についての解説を含んでいる。
本年度は、2箇年計画の最終年度として次の内容と手順で研究を行なった。
1.15,16世紀のイスラーム世界における世界像に関わる文献の調査、入手及び分析。
2.15,16世紀の非イスラーム世界における世界像に関わる文献を調査、入手及び分析。
3.15,16世紀における世界像の総合的分析。
4.『キターブ・バフリエ』韻文序に現れる世界像の内容及び位置づけの考察。
今年度の研究成果の一部は、内山勝利編、『論集「世界の古典像」』(「古典学の再構築」研究成果報告集V)、2003年3月、において発表される。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 新谷英治: "オスマン朝期航海案内書の世界像"内山勝利編,『論集「世界の古典像」』(「古典学の再構築」研究成果報告集V). (見込み). 231-244 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 新谷英治: "ピーリー・ライースの世界認識-kitab-iBaφriya韻文序と世界図2種の分析から-"関西大学東西学術研究所創立50周年記念論文集飲(関西大学東西学術研究所). 167-184 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

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