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教師教育教材を事例としたマルチメディア教材設計・評価手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 13020210
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関東京工業大学

研究代表者

松田 稔樹  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (60173845)

研究分担者 上市 秀雄  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (20334534)
中山 洋  東京電機大学, 理工学部, 講師 (10287435)
研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード教材開発 / 設計手法 / システム開発 / 評価手法 / マルチメディア教材 / 自動生成 / 意思決定支援 / プレゼンテーション
研究概要

高等教育で活用するマルチメディア教材や遠隔教育教材について、より良いものをより低コストで開発できるような教材開発手法を提案し、その作業を支援する設計・評価支援システムを開発した。提案した教材開発手法では、教材開発者による仮教材の作成、視聴者を対象にした評価実験、その結果に基づく改善、完成版の制作、という4つの段階をワンパスで進めることを想定している。仮教材の作成では、テキスト素材やイラスト素材は、教材設計者が自作することを前提とした。講師映像、教室の授業風景などについては、教材イメージを模擬的に代替できる程度の汎用の素材を既存のリソースを活用して用意することとした。これらによって、費用面でも、また、専門家との打ち合わせに要する時間的コストもかけずに仮教材を作成できると考えられる。評価実験では、開発したシステムを用いて仮教材を提示しながら、音声情報をシナリオにそって生の音声で提示する。その際、システムを用いて視聴者から各画面に対する評価データを収集し、その結果をリアルタイムで分析して、代替画面を提示する。今回のシステムでは、特に、画面構成や配色・文字装飾などについて、それらを自動的に変更して代替画面を提示する機能を検討した。そして、実験に基づき、代替画面生成の利用可能な生成ルールを検討した。最終的な教材は、視聴者からの評価データを分析し、改善策を検討した後、仮教材の段階では自作した素材も含めて、必要なイラストや動画素材を制作し、それらを用いて作成する。この段階では、必要な素材を専門家に依頼して制作してもらうが、必要な素材を評価実験に基づいて絞り込むことで、制作コストが提言できると考えられる。今後の課題として、代替画面提示用のルールの洗練、オーサリングツールの開発などが必要である。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中山 洋: "授業進行支援システムを応用した効果的なマルチメディア教材開発手法"メディア教育研究. 6. 35-47 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 松田稔樹: "マルチメディア教材設計・評価手法の開発"日本教育工学会第17回大会講演論文集. 39-42 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

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