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コンピュータ使用によるマルチメディア教材―音楽心理学概論のための教材作成を例として―

研究課題

研究課題/領域番号 13020226
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関大阪大学

研究代表者

中村 敏枝  大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (00029688)

研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード心理学教育 / 音楽心理学 / マルチメディア教材 / HTML文書 / 遠隔授業 / CD-ROM教材 / 視聴覚教材 / コンピュータ
研究概要

研究代表者が従事する心理学教育においては視聴覚教材を用いた講義や実験実習の実施が極めて効果的である。特に,音楽心理学の基礎教育では,文字や図表のほかに音響,映像など多くのメディアにわたる教材を用いる必要がある。コンピュータの持つ,マルチメディア機能,ランダムアクセス機能,呈示装置としての可搬性,操作の統一性と単純性,資料収容量の豊富さなどの特色を最大限利用した音楽心理学の教材開発が望まれる。筆者が大学において音楽心理学の講義を20年以上続けてきた過程で収集し作成してきた教材は多数にのぼる。それらの蓄積を基にして音楽心理学概論用マルチメディア教材の試作品を完成した。3ケ所の大学における今年度の授業において本教材を用い,受講者に対して教材に関するアンケート調査を行った。その結果明らかになった問題点,ならびに,講義者の立場からみた教材としての使いやすさに関する問題点を検討しつつ改善を重ねた。講義の進行にあわせて教材を迅速に提示するためのデザインはまだ改善の余地があるが,今年度の完成版を講義者用としてCD-ROMのかたちで作成した。汎用性を考慮してHTML文書で教材ファイルを作成し,今後のインターネットによる遠隔授業や受講者の予習・復習の教材としても利用可能なように配慮した。現在,研究代表者のホームページに本教材の一部を搭載し,受講者が授業中に用いる手許資料として,あるいは,予習・復習の教材として利用できるように準備を進めている。その教育効果については来年度の授業において検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中村敏枝: "コンピュータ使用によるマルチメディア教材"高等教育改革とマルチメディア. 第4号. 41 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝: "音楽心理学概論のためのマルチメディア教材"高等教育改革とマルチメディア. 第5号. 25-26 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

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