研究課題/領域番号 |
13021101
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中嶋 隆藏 東北大学, 大学院文学研究科, 教授 (10004061)
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研究分担者 |
石塚 晴通 北海道大学, 大学院文学研究科, 教授 (10002289)
小川 陽一 大東文化大学, 文学部, 教授 (30007356)
花登 正宏 東北大学, 大学院文学研究科, 教授 (60107175)
関場 武 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (20051691)
吉田 忠 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (60004058)
井上 進 名古屋大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40168448)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 出版機構 / 出版物 / 全体計画と個別研究の調整 / 出版機構の具体的解明 / 出版物の記録と現況 / 出版物の特色 / 情報交換 / 視角調整 / 相互討論 / 出版事情 / 東アジア出版文化 / 相互批判 / 相互了解 |
研究概要 |
調整班は、全体計画がどのようなものであり、それぞれの班が全体計画の中でどのような位置を占め、その目指すところが何処にあるかを、各班所属の各研究者に周知徹底させ、それを踏まえて各研究者それぞれが各自の研究課題を十分に遂行できるように案配することを目的として組織されている。したがって、調整班自体としての固有の研究目的が存在するわけではなく、その研究成果を直接纏めなければならない道理は存在しない。 ともあれ、A班では、「出版機構」を主に問題とし、B班では、「出版物」を主に問題とするところから、A、B両班に所属する各班員には、それぞれの主題に沿って各自の研究を推進し、結果として班それぞれの主題を可能な限り明らかにすることを要望した。「出版機構」班は、出版活動の具体的仕組みの解明を目的として組織されたもので、ややもすれば分散し断片的な形で遺されている資料を手掛かりにできるだけ詳細に明らかにし、そこにアジア各地域における、また各時代における特色を把握することを念頭に置きつつ、各自の研究を推進するという研究方針を立てた。 「出版物」班は、各種目録によって当時出版されたことが知られる各出版物の具体的状況を把握し、同時に現在に伝来する往時の出版物の現状を把握し、アジア各地域・各時代の出版活動の諸相と推移・展開を跡づけ、かつ往時の出版物の出版物としての特徴を了解することを目指して、各自の研究を推進するという研究方針を立てた。 当初二年間は、いわば研究者各人が全体計画と個別研究との関係を了解しながら各自の個別研究を進める期間でもあり、班全体としてのまとまりある成果を期待することはそもそも無理であり、個別研究の総体が全体として研究課題・研究目的に沿ったものであれば、班を組織した当初の目的は達せられたとしてよいであろう。
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