研究課題/領域番号 |
13021208
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
熊本 崇 東北大学, 大学院文学研究科, 教授 (00153354)
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研究分担者 |
川合 安 東北大学, 大学院文学研究科, 教授 (30195036)
須江 隆 日本大学, 生物資源学部, 助教授 (90297797)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2001年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 周必大 / 歐陽修 / 江西(江南西路) / 吉州 / 在地知識人 / 現任地方官 / 緯書 / 呉郡図経読記 / 呉郡図経続記 / 東洋史 / 官僚 / 士大夫 / 出版 / 欧陽修 / 讖緯思想 / 地理書 / 地方社会 / 北宋 / 南宋 / 文集 / 書簡 |
研究概要 |
平成13-14年度;代表者熊本は、南宋周必大編「欧陽文忠公集」につき元刻本(四部叢刊初編)・必大「文忠集」題跋を中心に精査し、必大が必大以前の欧陽修文集諸本に増補したテクストを特定すべく試み、「于役志」「河東奉使奏章」「河北奉使奏章」をはじめ書簡多数におよぶ、これに該当するものを検出し、「周必大編『欧陽文忠公集』の増補について」と題する報告書にまとめ事務局に送付した。 平成15-16年度;代表者熊本は、特に致仕後における周必大の編纂・出版に関わる活動を、必大「文忠集」題跋・書簡等の解析から再構成すべく試みた。結果必大は慶元元年(1195)の致仕以後その死に至るまでの間計40点におよぶ序文の撰述を他者から委嘱され、彼の行状には「晩年筆力益道、四方碑板、多以属公」といい40点のうち相当数が出版されたことが判明した。さらにこれら40点の分析から必大を接点とする南宋官僚社会と江西地域社会の出版をめぐる動向を一部明らかにし、「周必大にみる南宋の出版--必大致仕後を中心に--」と題する報告書にまとめ事務局に送付した。 分担者川合は印刷技術以前の六朝隋唐時代、国家の秩序を乱すおそれがあるとして律によって厳しく取締まられた緯書などの予言書の禁制に関係する史料を収集し、訳注「西晋から唐にかけての緯書の禁制」を作成し、研究成果報告書の「出版政策研究」に掲載した。 分担者須江は、現存すること稀な北宋地方志のち「呉郡図経続記」に注目し、その後序に訳注を施し、北宋・南宋各1回の出版過程を明らかにし、上記研究成果報告書に掲載した。
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