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東アジア東南海域交渉史上の通詞の辞書・教本編纂による貢献に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13021216
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関大東文化大学 (2002)
東京外国語大学 (2001)

研究代表者

中嶋 幹起  大東文化大学, 外国語学部, 教授 (10014507)

研究分担者 瀬戸口 律子  大東文化大学, 外国語学部, 教授 (90054858)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード東アジア東南 / 東西交渉史 / 通詞 / 長崎 / 琉球 / 辞書 / 対外交渉史 / 長崎通事 / 東京(トンキン) / 福州方言 / 南京語
研究概要

平成14年8月27日に開催された特定領域研究(A)「東アジア出版文化の研究」研究会、第1回調整班C班主催研究会(本郷学会)において、「長崎異国通詞資料『東京異詞相集解』釈読問題」と題して、中国語で報告をおこなった。本研究会の趣旨に沿って、長崎県立図書館と長崎大学図書館に300年前から伝わる、当時の長崎異国通詞の残した文献を紹介して、当時のヴェトナムとの交流のなかで通詞によって主に使用されていた福州語散見されるヴェトナム語の実態を説明した。
東アジア東南海域交渉史上において、中国語の南方方言がどのように使用されていたかが、解明したいテーマである。このための一環として、海南語の調査を従来から進めてきたが、本年度に至ってようやく、『海南島方言基礎語彙集』(東京不二出版及び東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所との共同出版、2002年3月25日)が刊行できた。
本書は、序説(海南島概況、海南島沿革、海南島の言語、調査経過、万寧方言の音韻、音韻特徴、中国東南海域図、海南島の方言分布図、参考文献)と海南島方言同音字表があり、続いて語彙と索引が含まれていて、総頁は320頁。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 中嶋 幹起: "長崎異国通詞資料『東京異詞相集解』の言語について"梅田博之教授古稀記念韓日語文学論集. 1131-1145 (2001)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 瀬戸口 律子: "明清時期日本琉球漢語教学"外国語学研究. 第3号. 63-70 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 瀬戸口 律子: "白姓官話"陳白元教授栄誉退休学術研討会論文集. 303-307 (2001)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 中嶋 幹起: "海南島方言基礎語彙集"不二出版. 300 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 中嶋幹起: "東京異詞相集解の言語について"梅田教授記念論文集. 618-625 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 中嶋幹起: "福建語"華僑・華人事典. 518-518 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 中嶋幹起: "海南島方言基礎語彙集"東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所. 350 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2025-11-17  

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