研究課題/領域番号 |
13021220
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
鈴木 信昭 富山大学, 人文学部, 教授 (50206512)
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研究分担者 |
磯部 祐子 高岡短期大学, 地域ビジネス学科, 教授 (00161696)
岸田 文隆 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (30251870)
三浦 國雄 大東文化大学, 文学部, 教授 (60027555)
真柳 誠 茨城大学, 人文学部, 教授 (20249999)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2004年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2003年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 東アジア出版文化 / 中国日用類書 / 万宝全書 / 中国医薬書 / 史料学 / 書誌学 / 歴史学 / 国際情報交換 / 多国籍 |
研究概要 |
平成13年度〜16年度においては、調整班(F)出版交流は、総括班の活動を支援するために、調整班代表者会議に出席して総括班との連絡・調整に努めた。さらには、同代表者会議、並びに他班主催のの研究集会に参加して、情報収集すると同時に各班の研究が円滑に運営されるように調整を行ってきた。 調整班(F)では、中国文学・中国思想・中国言語・中国医薬文献学・朝鮮史などを専攻とする研究者が集まり、各地域を中心にくり広げられてきた出版交流をテーマにして研究活動を行ってきた。 平成14年度は、そうした個別研究の中でも、東アジア地域における中国医薬書の出版とその流伝を中心とした研究会を開催して、出版交流研究の一端を明らかにした(平成15年2月1日、京大会館)。なお研究会には、国内の研究者に止まらず、台湾、中華人民共和国から第一線の研究者を招いて、最新の研究状況や問題点についても討議を行った。 平成15年度は、中国の類書である『万宝全書』を中心的テーマにして、主に中国と日本を舞台にしてくり広げられた同書の出版流通について研究会を開催した(平成15年度9月20日、大阪市立大学学術情報センター)。なお研究会には、台湾における『万宝全書』研究の第一人者を招待し、研究発表をいて頂くとともに、台湾における研究の状況や問題点などについても討議することが出来た。 平成16年度は、研究の最終年度ということもあり、調整班研究員が専門領域としている各地域でくり広げられてきた出版交流をテーマにした研究集会を開催し、これまでの四年間にわたる研究成果を発表してもらう研究会を開催した(平成16年12月11日、京大会館)。研究会では、個別発表と同時に、出版交流について地域を越えた普遍性が存在するのであろうかどうかという点についても検討をおこなった。
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