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モンゴルにおける出版文化の誕生と変遷

研究課題

研究課題/領域番号 13021231
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関愛媛大学

研究代表者

樋口 康一  愛媛大学, 法文学部, 教授 (20156574)

研究期間 (年度) 2001 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードモンゴル語仏典類 / モンゴル語文献 / モンゴル語仏典の出版 / モンゴル文語 / モンゴル仏教 / 仏典モンゴル語 / モンゴル語 / モンゴル語仏典 / モンゴル大蔵経 / 翻訳仏典の伝承と変容 / 元朝時代 / 言語接触
研究概要

研究代表者は年来このモンゴル語仏典の文献学的・言語学的資料としての重要性に着目し研究を進めてきた。その過程で、出版文化の実相解明には、仏典の伝承と流布の実態解明が不可欠であると考えるに至った。ある文献が、当初の書写の対象から印刷による出版の対象に昇華する経緯、印噂された後、世に流布する経過、それが識字層にいかに受容され、最終的に文化の諸相にどのような影響を及ぼすようになるのか等、解明すべき問題は少なくないが、それらの大半は仏典の伝承と流布の経過をつぶさに観察することで、その端緒が得られる。昨平成15年度の経費交付により面識を得て交渉を進めている現地の研究者と引き続き連携しつつ、モンゴル及び周辺諸国、及び国内における各研究機関のモンゴル語文献の所在・管理の状況を調査した。可能な機関に関しては所蔵文書類の整理を試みるとともに、その際、電算機を積極的に活用し迅速な処理を心がけた。また、入力作業に当たっては、研究補助を仰ぎ、その成果の一部は、既に公表され、広く批判を仰いでいるが、所在文献の資料的位置づけを確定した上で、出版文化の実相解明に着手した。具体的には、特に大量に所蔵されていることが予想される仏教文献に関して、
(1)モンゴル語訳の成立とそれがモンゴル知識層に受容される具体的プロセスはいかなるものか
(2)そのプロセスにおいて出版事業がどのような関わりを持ったか
(3)その出版によってどのような影響が文化にもたらされたか
に焦点を当て、研究を進めた。その成果の一端は、すでに研究集会等で公にしている。また、進んで批判を求めるため、現在、2件の論文を学術誌に投稿中である。

報告書

(5件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

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