研究課題/領域番号 |
13045051
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
藤澤 敏孝 国立遺伝学研究所, 個体遺伝研究系, 助教授 (60000262)
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研究期間 (年度) |
2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2001年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 神経ペプチド / GLWamide / 変態ホルモン / 進化的保存性 / ヒドラ / センチュウ |
研究概要 |
1.海産ヒドラのプラヌラ幼生変態を制御する神経ペプチドGLWamidesの構造と機能の進化的保存性と多様性:ヒドラにはGLWamides7種が存在し、C-末端のGLWamideが共通でN-末端側の配列はまちまちである。しかし、ヒドラ環状筋収縮活性、プラヌラ幼生変態促進活性は7種で差はなく、GLWamideモチーフがあれば十分である。しかし、サンゴのミドリイシのプラヌラ変態には7種中1種のみが有効で、GLWamide受容体の選択性がヒドロゾアより高いことが示唆された。 2.センチュウ(C.elegans)にもGLWamide遺伝子が存在し、3種のペプチドをコードすると考えられる。センチュウでは咽頭部位の介在神経で発現するが、これら介在神経は幼虫のダウアー形成に関与していることが知られている。ダウアーを変態と捉えると、GLWamidesは腔腸動物から線形動物まで変態ホルモンとして保存されていると考えることが可能である。 3.動物界における抗GLWamide抗体陽性細胞の探索:腔腸動物からラットまで、調べた全ての動物で神経細胞が陽性を示した。このことはGLWamide様神経ペプチドが動物界にあまねく存在することを示唆する。
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