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EgfrとNotchシグナル間クロストークに関与するebiの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 13045060
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関理化学研究所

研究代表者

津田 玲生  理化学研究所, 形態形成シグナル研究グループ, 研究員 (30333355)

研究分担者 林 茂生  理化学研究所, 形態形成シグナル研究グループ, グループディレクター(研究職) (60183092)
研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2001年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワードebi / Egfrシグナル / Notchシグナル / コリプレッサー複合体 / シグナル間クロストーク / ショウジョウバエ / C / EBP
研究概要

これまでの解析でebiがEgfrシグナル伝達の下流でDeltaおよびatonalの発現を制御していること、またこの調節機構としてebiがSu(H)、strowberry notch(sno)およびコリプレッサーであるSMRTERと複合体を形成して働いていることを明らかにしてきた。これによりコリプレッサーの機能調節がNotchとEgfrのシグナル伝達間クロストークに重要な役割を持つことが明らかになったことから当研究では、遺伝学的手法を用いてebiを含むコリプレッサーにより直接調節される標的因子の同定を試みた。
遺伝子の過剰発現を目的としてYeast Gal4の標的配列であるUASをP因子によりランダムにゲノム中に挿入した系統が確立されている(GS系統)。GS系統を複眼特異的Gal4により複眼で過剰発現させ、ebiとの遺伝的相互作用を複眼で観察した。その結果、約5000のGS系統からebiと相互作用するものが25系統見い出されてきた。GS挿入位置の解析により25系統のうちの1つはショウジョウバエC/EBPをコードするjiingであることがあきらかになった。jiingはこれまで卵形成でEgfrと同一の細胞で機能することが報告されており、ebiの標的遺伝子としての可能性が十分考えられる。その他のGS系統についても現在2次スクリーニングとしてGS系統による過剰発現時におけるDeltaとatonalの発現の変化を指標として真の標的因子を絞り込んでいる。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

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