研究課題/領域番号 |
13135214
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
青山 秀明 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40202501)
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研究分担者 |
松田 哲 京都大学, 大学院・理学研究科, 名誉教授 (60025476)
山本 克治 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90191395)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | N重超対称性 / カシミアエネルギー / 余剰次元 / 宇宙定数 / ミニブラックホール / ダークマター / 超対称標準模型 / レプトン数生成 / 摂動論 / Dブレーン / ニュートリノ / レプトン数非保存 / 初期宇宙 / インフレーション / 可解模型 / ヒッグス模型 / 多粒子系 / シーソー模型 / バリオン数生成 / 弱電磁理論 / 超対称性 / スファレロン / ドメイン・ウォール / トンネル効果 |
研究概要 |
青山は昨年度までの成果を受けて、3次元空間における2重超対称性代数モデルの構築を行っている。これは1次元において青山が解明した非線形超対称性の1種であるN重超対称性を拡張するものであって,2次元空間においては他グループによって2重超対称性モデルの構築がなされている.しかし3次元になると,同じ2重超対称性であっても格段に複雑な代数系が出現し,その構造は不明であった.しかしここに来て,その解がほぼ解明されつつあり,具体的なモデルの構成が完成しつつある. 松田は余剰次元空間について研究を遂行し、宇宙定数が余剰次元のカシミアエネルギーに起因するとして、WMAP観測の宇宙定数の値から余剰次元空間の大きさをサブミリメーター程度と評価した。また、2次元トーラス余剰次元空間を考え、そのカシミアエネルギーをモジュライパラメーターの関数として求めた。さらに、空間的余剰次元が予言するミニブラックホール生成に関与する一般化された不確定性関係の研究を進め、ミニブラックホール生成断面積の精度を上げた評価を試みている。 山本は超対称弱電磁模型の拡張について、レプトン数生成だけでなく、多元スカラー場運動よるバリオン数自体の生成やダークマターへの寄与を調べた。特に,超対称弱電磁模型において,ポテンシャル平坦面上での多元スカラー場運動により粒子数非対称が有効に生成され、これによるレプトン数生成とニュートリノ質量の関係を明らかにした。
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