研究課題/領域番号 |
13136202
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
深尾 昌一郎 京都大学, 生存圏研究所, 研究員(学術研究奨励) (30026249)
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研究分担者 |
佐藤 亨 京都大学, 情報学研究科, 教授 (60162450)
古津 年章 (小津 年章) 島根大学, 総合理工学部, 教授 (00314617)
津田 敏隆 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (30115886)
長澤 親生 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (80145664)
小川 忠彦 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (60271607)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
26,500千円 (直接経費: 26,500千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
2005年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2003年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2002年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2001年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | 赤道大気 / 地球観測 / リモートセンシング / 大気・超高層物理 / 国際協力 / キャンペーン観測 / 赤道大気レーダー / レーダーネットワーク / 大気・超高層物理学 |
研究概要 |
本研究領域は、赤道インドネシア地域にかつてない多手段・多変量の観測装置を集約した観測ネットワークを構築し、赤道大気上下結合の解明を図ることを目的として実施された。観測の中心は平成13年3月に完成し、インドネシア航空宇宙庁(LAPAN)との密接な協力関係のもとで観測を続けてきた赤道大気レーダー(EAR)である。本研究によって、EARサイトを中心に各種のレーダー、ライダーを初めとする観測装置群が整備され、全体として、赤道大気が力学的に上下に強く結合したひとつの巨大システムとなっていることが明らかにされた。出版された査読付き論文の総数は213件に達している。 総括班は、研究実施のための連絡調整を行う一方、領域全体の活動を担った。そのため総括班会議を計22回開催し、公開ワークショップを毎年実施して観測成果の発表と議論を進めた。領域内の評価委員による評価委員会を計3回実施し、各時点における研究評価と助言をうけて領域の運営に反映した。研究期間の初期と最終期に2回の国際シンポジウム,“International Symposium on Equatorial Processes Including Coupling (EPIC)"(平成14年3月18〜22日)、“International Symposium on Coupling Processes in the Equatorial Atmosphere (CPEA)"(平成19年3月20〜23日)を開催し、それぞれ研究計画と成果の取り纏めを行った。平成19年度には科研費(研究成果公開発表(A))を得て、一般向けの公開シンポジウム「地球大気の心臓-赤道大気の鼓動を聴く」を成功裡に開催した。以上のまとめとして平成19年10月22日に事後評価を受け、最高位の評価A+(期待以上の研究の進展があった)を得た。
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