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ゲノムDNA CpG islandのグローバルメチレーションの解析

研究課題

研究課題/領域番号 13204032
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関新潟大学

研究代表者

藤原 浩  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (20238637)

研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2001年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
キーワードDNA / メチレーション / cytosine extension assay / 全身性エリテマトーデス / 円板状エリテマトーデス / 悪性黒色腫 / 皮膚筋炎 / 強皮症
研究概要

遺伝子変異によらない遺伝子発現制御(ebigenetics)として、近年、DNAのメチル化による転写抑制が重要視されてきている。筆者は、12年度特定領域(C)研究でアイソトープを用いない、ゲノムDNA全体のCpG island特異的なメチレーションの定量法、non-isotopic cytosine extension assayを確立し、genome DNAが10ナノグラム以下でも濃縮操作により解析可能なレベルにまで改良した。また、代表的な自己免疫性疾患である全身性エリテマトーデス(SLE)の末梢血リンパ球ゲノムDNAでは、コントロール、円板状エリテマトーデスに比べ、CpG island methylationが亢進してると考えられ、SLEのリンパ球機能異常の病態の解明にせまる可能性があると考えられた。
今年度は末梢血リンパ球の表面マーカー別に解析したところ、SLEでは、主にメチレーションに異常のあるのはCD19+のBリンパ球であることがわかった。
他の膠原病、強皮症、皮膚筋炎についても解析したが、末梢血リンパ球ゲノムDNAのCpG island methylationの異常は見られなかった。
正常人末梢血リンパ球と皮膚細胞ではグローバルメチレーションに大きな差があることがわかった。ケラチノサイトとメラノサイトでは差がなかった。
悪性黒色腫ではnon-CpG island hypomethylationがおきていることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

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