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比較ゲノム的アプローチを用いた真核生物ヘリカーゼ様遺伝子群の体系的機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 13206082
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関理化学研究所

研究代表者

浴 俊彦  理化学研究所, 細胞生理学研究室, 先任研究員 (40192512)

研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2001年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
キーワードヘリカーゼファミリー / ゲノム機能解析 / 表現型解析 / 出芽酵母 / 線虫 / RNAi / DNA傷害応答
研究概要

真核生物におけるヘリカーゼ様タンパク質ファミリーの機能を網羅的に解明する目的で、単細胞生物としては出芽酵母を、多細胞生物としては線虫を、各々モデルとして機能解析研究を進めた。まず出芽酵母の解析については、以下のような研究成果を挙げた。
1.機能未知の10個の非必須ヘリカーゼ様遺伝子について、遺伝子破壊株の表現型の解析を進め、3個のミトコンドリア機能に関与すると思われる遺伝子(YDR332W,YGL064C,YOL095C)を新たに同定した。
2.組換えに関与することが示唆されているYnl218wpについて、相互作用する酵母蛋白質を同定するためのタグ融合蛋白質の発現株を作成した。Ynl218wpについては、これまでに酵母two-hybrid法により同定した複数の蛋白質との相互作用についても、詳細な解析を進めた。
また線虫については、ゲノムに存在するほぼ全てのヘリカーゼ様遺伝子について網羅的なRNAi解析を進め、次に示す成果を挙げた。
1.現時点(2002年2月)までの段階で、125個のヘリカーゼ様遺伝子のRNAi解析を完了した。その結果、テストした遺伝子の約40%のRNAi変異体において、細胞増殖や初期発生、個体成長、あるいは形態形成に明らかな欠損が認められた。
2.RNAiを利用した機能遺伝子のスクリーニング系を確立した。具体的に、紫外線やX線の照射に感受性を示すようなRNAi変異体のスクリーニングを進めた。その結果、新たに複数の候補遺伝子が同定され、RNAiを用いた機能遺伝子の有効性を実証することができた。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 浴 俊彦: "先端バイオ研究の進め方 (辻本豪三、田中利男 編)「細胞周期研究」"羊土社. 10/189 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

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