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ゲノム的アプローチによるがん関連遺伝子としてのインプリント遺伝子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 13214039
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関金沢大学

研究代表者

太田 一寿  金沢大学, がん研究所, 助手 (00322727)

研究分担者 萩原 百合子  東京大学, 医科学研究所, 助手 (70322732)
伊藤 隆司  金沢大学, がん研究所, 教授 (90201326)
研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワードインプリント / CpGアイランド / 酵母
研究概要

どちらか一方の親から受け取ったコピーしか発現しないインプリント遺伝子の多くは細胞の増殖分化に密接な関連を持ち、発がんとの関連にも注目がされているが,その系統的単離が難しく、がんとインブリンティングとの関連を探る研究はまだ大きく立ち遅れている。そこで、ゲノム的アプローチによってインプリント遺伝子の組織的単離を行い、この方面の研究発展の基盤を整備することを目的として、ヒトゲノムドラフトシークエンス(21番染色体)より情報科学的手法で抽出したCpGアイランド(CPI)のメチル化状態を新たに考案したHpall/McrBC-PCR法で検討した.対象とした全140配列中、21個が完全メチル化、10個が部分メチル化(PM)であり、残りはメチル化されていないことが分かった。また10個のPMのうち2個については、多型を利用してアレル特異的にメチル化されていることを証明し、うち一つは母親由来のアレルのみが選択的にメチル化されていることを明らかにした.現在、近傍遺伝子のアレル別発現状況を検討している。
また、我々が以前同定した新規インプリント遺伝子Impactの解析から、特徴的反復構造を持つCpGアイランドのインプリンティングにおける重要性が明らかになった。この配列を材料として、トランスの因子を酵母1ハイブリッド法で探索する日的で、酵母細胞内において標的配列をメチル化された状態に維持する方法を確立した。現在、この酵母株に対して、様々なライブラリーをトランスフオームし、スクリーニングを重ねている段階である。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] H.Kubota: "Budding yeast GCN1 binds the GI domain to activate the eIF2α kinase GCN2"The Joural of Biological Chemistry. 276. 17591-17596 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

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