研究課題/領域番号 |
13214060
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研究種目 |
特定領域研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 大阪府立成人病センター研究所 |
研究代表者 |
瀧原 義宏 大阪府立成人病センター, 研究所・生化学部門・総括研究員, 部長 (60226967)
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研究分担者 |
原 純一 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00238156)
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研究期間 (年度) |
2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2001年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | ポリコーム遺伝子群 / rae2 / 遺伝子発現維持機構 / B前駆細胞型急性リンパ性白血病 / 造血幹細胞 / 自己複製 |
研究概要 |
我々はポリコーム遺伝子群(PcG)の一つrae28を独自に単離し、遺伝子欠損マウスを作成することによって、PcGが一度設定された遺伝子の転写状態を細胞分裂後も維持するエピジェネティックな遺伝子発現維持機構を構成することを明らかにしてきた。本研究では、rae28遺伝子欠損マウスを用いて、rae28がB細胞の発生に必須な役割を果たしていることを明らかにするとともに、ヒトの小児B前駆細胞型急性リンパ性白血病患者の約8%において白血病細胞におけるrae28の発現に異常が存在することを見つけた。さらに、造血幹細胞の自己複製にrae28が重要な役割を担っていることを遺伝子欠損マウスを用いた実験で明らかにした。現在、PcGによるB細胞と造血幹細胞の制御機構の解明を分子レベルで進めるとともに、造血幹細胞の動態制御を目指した実験系の確立を目指している。
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