• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

P51の発現誘導及び安定化による腫瘍制御の研究

研究課題

研究課題/領域番号 13216036
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

長田 元伸  東京医科歯科大学, 疾患遺伝子実験センター, 助手 (20313265)

研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2001年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
キーワードp63 / p51 / p53
研究概要

p53がん抑制遺伝子ファミリーの新たな遺伝子として研究代表者らはp51/p63を単離した(Osada et al. Nature Medicine 4:839,1998)。P53がん抑制タンパク質は、DNA損傷に応答して核内に蓄積し、細胞周期停止またはアポトーシスを誘導することにより発がん防御に作用すると理解されている。昨年までの研究で、p51A/TAp63g蛋白はp53分子と同様にUV照射や抗癌剤によるDNA損傷に応答して細胞内に蓄積する性質を持ち、その安定化にはアミノ末端側のアミノ酸残基50番から69番が重要であることを明らかにした。本年度はさらにp51Bのカルボキシ末端側に蛋白を安定化させる領域があることを明らかにした。また酵母を用いたtwo-hybrid法によって同領域に結合して蛋白を安定化させる分子をクローニングした。さらに、テトラサイクリン誘導性のプロモーターの制御下に全てのアイソフォームをクローニングし、テトラサイクリン誘導性p51発現細胞を構築した。同細胞を用いて細胞周期に与える影響を検討し、転写活性に相関してG1/Sに細胞周期が停止することを明らかにした。加えて同細胞系でDNAマイクロアレイを用いて、p51下流の遺伝子発現制御についても検討し、現在その解析を進めている。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Osada, M. et al.: "Regulatory domain of protein stability of human p51/TAP63,a p53 homologue"Biocheme. Biophys. Res. Commun.. 283. 1135-1141 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2018-03-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi