研究課題/領域番号 |
13223001
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
安西 祐一郎 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40051875)
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研究分担者 |
安達 淳 国立情報学研究所, ソフトウェア研究系, 教授 (80143551)
玉井 哲雄 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (60217172)
松山 隆司 京都大学, 大学院情報学研究科, 教授 (10109035)
寺岡 文男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70338250)
須藤 修 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (10179286)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
175,800千円 (直接経費: 175,800千円)
2005年度: 41,300千円 (直接経費: 41,300千円)
2004年度: 42,400千円 (直接経費: 42,400千円)
2003年度: 45,000千円 (直接経費: 45,000千円)
2002年度: 47,100千円 (直接経費: 47,100千円)
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キーワード | 情報学 / 情報システム / 情報通信工学 / ネットワーク / 情報セキュリティ / ソフトウェア / コンテンツ / 人間情報処理 / 情報メディア / GRID / 情報化社会 / 情報化 |
研究概要 |
本特定領域研究「情報学」は平成13年度10月に発足した。本領域は、ソフトウェア、コンテンツ、人間の情報処理、情報セキュリティ、先端情報通信システム、情報と社会制度という情報学の基盤をなす6つの研究項目から構成され、11(平成15年度より12)の計画研究とおよそ90の公募研究よりなる研究体制で研究を進めた。総括班では、研究期間中に11回の総括班会議を開催し、個別の研究の進捗を把握するとともに、領域のとりまとめと、成果の公開方法を検討し、さらに、情報学における今後の課題に対する研究の方向性ついて議論を行った。研究成果は下記のとおりである。 1 各研究項目において、最先端の研究が活発に行われ、領域全体で雑誌論文1209編、国際会議1873編を始めとする各種成果が公表された。 2 研究成果の公表に関しては、年1回の成果報告会および3回の公開講演会を開催し、広く成果を公開した。 3 本領域での研究活動を萌芽として、5つの大規模な研究プロジェクトが領域の期間中に新たに開始され、情報学研究の展開に寄与した。 4 情報学が直面する課題と今後の対策について、まず、本領域の研究を通して明らかになった問題を分析整理した。その結果、今後の情報学の主要な課題として、爆発的に増加する情報を人間が効率的かつ効果的に扱うための情報処理基盤を構築することが喫緊の課題であることが明らかになった。また、この課題の対策として、情報管理融合基盤、大規模情報を処理するための安全かつ安心なシステム基盤、人間とサイバー空間を効果的に繋ぐコミュニケーション基盤を構築するための工学的な基礎研究を進めるとともに、知識社会形成のためのガバナンスを人間社会学的観点から研究することが重要であるとの結論を得た。
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