研究課題/領域番号 |
13224005
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研究種目 |
特定領域研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田中 二郎 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (20251043)
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研究分担者 |
志築 文太郎 筑波大学, 電子・情報工学系, 助手 (20323280)
三浦 元喜 筑波大学, 電子・情報工学系, 助手 (00334053)
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研究期間 (年度) |
2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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キーワード | ユーザインタフェース / ビジュアルシステム / 大スクリーン / 空間パーサ / グラフレイアウト |
研究概要 |
インタラクティブなビジュアルシステム生成系とその応用に関して研究を行った。 我々はすでにビジュアルシステム生成系として、恵比寿、Rainbow、VICという一連の空間パーサの研究を行っているが、本研究ではこれらの空間パーサ研究をべースとして、「多様な入力イベントの取り込み」と「制約解消の高速化」を中心に研究を行なった。 「多様な入力イベントの取り込み」においては、図形要素として、通常の構成要素の他に、クリック、ドラッグ、マウスアクションなどの「多様な入力イベント」を取り込めるような枠組みを提案し、実際にビジュアルシステム生成系に組み込んだ。 また「制約解消の高速化」では、従来ビジュアルシステム生成系では総あたり的に制約解消を行なっていたが、新たに、図形の階層構造や接続情報を利用して制約解消を高速する方式について検討した。また、現在使用している制約解消系をより高速な制約解消系に入れ換えられることができるようにするため、現在のビジュアルシステム生成系のプログラムの再コーディングを行い、プログラムを適切な単位のモジュールに分割し、システムの改良、保守が容易なようにした。また、この新たな再コーディングプログラムに既存の制約解消系だけではなく、ほかの高速制約解消系を接続できるようにした。
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