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キャンパスポータルによる教育研究用情報基盤の高度化と学内・学外コミュニティの変容

研究課題

研究課題/領域番号 13224048
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関名古屋大学

研究代表者

梶田 将司  名古屋大学, 情報メディア教育センター, 助手 (30273296)

研究分担者 後藤 明史  名古屋大学, 情報メディア教育センター, 助教授 (50225645)
研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
キーワード高等教育用情報基盤 / キャンパスポータル / WebCT / e-Learning
研究概要

[研究の背景]
キャンパスポータルとは,学生や教官,職員,卒業生などのその大学の関係者や地域社会に対して,教育活動や研究活動に必要なすべての情報・サービスの提供を行うWebサイト,つまり,大学版ワンストップサービスを提供すWebサイトである.各ユーザは,自分のアカウントを使用してポータルにログオンすると,ユーザ共通の情報(システム主導型情報)が表示されるだけでなく,各自が複数のチャネルからあらかじめ選択した情報(ユーザ選択型情報)が随時表示されるとともに,大学側からユーザに依存した情報(ユーザ依存型情報)を提供することもできる.講義情報については,WebCTやBlackboardなどのコース管理システムと連携することにより,予習復習だけでなく,レポートやオンライン試験実施などにシームレスにアクセスすることができる.このように,キャンパスポータルにより,教育・研究活動に必要不可欠な様々な情報リソースやサービスへの統一的なアクセス手段が提供される.
[研究の目的]
キャンパスポータルにより,学部や学科,講座により縦割り状態になっている大学組織に対して,組織横断的かつ統合的な情報及びサービスを提供できるため,学内組織間の相互作用が促進され,大学組織の構造変動が生じる可能性がある.本研究では,(1)学内の様々な情報リソースやサービスをキャンパスポータルに統合する際の技術的な問題点や,(2)キャンパスポータルの運用に関する政策的な課題を明らかにし,(3)キャンパスポータルを基盤とした学内コミュニティの相互作用に関する研究,(4)キャンパスポータルを通じた地域コミュニティとの相互作用に関する研究,を行う.
[13年度の研究成果]
キャンパスポータルを構築する際の重要なポイントは,(1)ポータルをインプリメントするためのソフトウェアの整備,および,(2)コンテンツを提供するチャネルの整備,に尽きる。(1)については,各大学でソフトウェアを共同開発し,仕様を共通化することにより負担を軽減しようという取り組みが北米のJava in Administration SIG(JA-SIG)にて行われており,本研究で使用するための情報収集および試験的なインプリメンテーションを行った.(2)については,学内関係組織と連携しながら,「名古屋大学広報」チャネル,「教務情報」チャネル,「同窓会」チャネル,「国際学術コンソーシアム」チャネル,「時事ニュース」チャネルなどの提供を行う準備中である.

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 梶田将司, 後藤明史: "キャンパスポータルによる教育研究用情報基盤の高度化"情報処理学会分散システムインターネット運用技術研究会シンポジウム2002. 75-80 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2018-03-28  

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